12 ページ13
❁⃘*.ﾟ
続いて染岡から、MFの鬼道へパスされた
だが、試合が始まってからというもの、一向にジェミニストームは動く素振りを見せない
「ちっ、舐めやがって…!!」
そんなジェミニストームにイラついた染岡は、FW2人の方を振り返り、舌打ちをしながらその怒りをぶつける
「染岡!!」
鬼道から再び染岡へとボールが渡る
「”ドラゴンクラッシュ”!!」
そして染岡が渾身の必殺技を放つ
しかし……
「ふっ…」
余裕の表情を浮かべたレーゼによって阻止された
レーゼはそのまま、シュートを防いだその場から雷門ゴールへ向けてシュートを放つ
「マジン・ザ…ぐっ…ぁぁぁぁ!!」
前回と同様、円堂はシュートの威力にあっさり吹っ飛ばされてしまった
ﾋﾟｰｯ!
瞬間、ジェミニストーム先制を示すホイッスルが鳴る
「何?!」
雷門イレブン全員、驚きを露にした
「円堂!!」
「キャプテン!!」
風丸と壁山が、血相を変え円堂の名前を呼ぶ。
円堂「また…俺のマジン・ザ・ハンドが出せなかった…!!これが宇宙人のスピードか…!!」
「…」
悔しそうに呟く円堂を、レーゼは冷たい瞳で見据える
「まだまだ!!試合は始まったばかりだ!!」
「……ふっ、地球にはこんな言葉がある。"弱い犬ほどよく吠える"」
「くっ…!!」
雷門ボールで試合再開
染岡から風丸へボールが渡る
「”疾風ダッシュ”!!」
風丸が目にも止まらぬ速さでグリンゴをかわす
だがそれも虚しく、イオによって奪われる
「っ…うわぁ!!」
そして奪われた際の衝撃波で吹っ飛ばされる
「風丸!!…くっ!!」
鬼道が松野と共に、イオにスライディングを仕掛ける
が、あっさりかわされ、鬼道と松野も風丸と同じ様に衝撃波で吹っ飛ばされた
そこからジェミニストームによる怒涛の猛攻が始まり…
4点、8点…9、10、11、12…と、どんどんジェミニストームの得点を許してしまう
「そんな…」
「あの、雷門が…」
どう足掻いても縮まりそうにない点差に、その場にいた誰もが絶望的になる
「彼奴ら、なんて動きなんだ…!!」
「しかも、あの余裕は一体……」
「…ぐっ…うぅ…!!」
突然、宍戸が足を押さえてしゃがみ込む
「宍戸?!」
「すいません、足が…!!」
「…!!!!」
「選手交代だ!!」
「?!…豪炎寺！」
「はぁ、はぁ…あぁ。立てるか、宍戸?」
「来てくれたんですね…豪炎寺さん…!」
「豪炎寺君!!」
「目金、宍戸を頼む」
宍戸は目金に連れられ、ベンチへと向かう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 52人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミャー(プロフ) - ベルさん» 間違いは誰でもありますよ (2018年4月17日 21時) (
レス) id: a06fcb94dd (このIDを非表示/違反報告)
ミャー(プロフ) - ベルさん» ありがとうございます！楽しんで頂けてるなら、すごく嬉しいです。 (2018年4月17日 21時) (レス) id: a06fcb94dd (このIDを非表示/違反報告)
ベル - エイリア学園てした。 スミマセン。 (2018年4月17日 21時) (レス) id: bb8a588750 (このIDを非表示/違反報告)
ベル - イナズマイレブンで好きな学園はエイリン学園です。楽しく読ませて頂いています。 (2018年4月17日 21時) (レス) id: bb8a588750 (このIDを非表示/違反報告)
ミャー(プロフ) - アイスプリンスさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2018年1月10日 16時) (レス) id: 9cdeb832d3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：愛麻音 x他6人 | 作成日時：2017年5月22日 21時
