19/3/1 不二生誕祭 後夜祭#1 ページ28
学校から帰ると菊丸が僕の部屋でくつろいでいた
菊「不二ー！おっかえり！」
不「英二…どうしたの？不法侵入？」
菊「ちっがーう！
不二の姉ちゃんが入れてくれたんだよ！
出かけちゃったけど…」
意地悪をするとすぐいじける
これはこれで可愛くて好きだけど
不「わかってるよ。それでどうしたの？
僕の誕生日会なら昨日…」
菊「…2人きりで、いたいかなーって思ったんだけど
言葉にすると結構恥ずいのなっ」
脱いだ学ランを思わず床に落として
僕もしゃがみ込んだ
今思えば
最初は同情で、優しい英二に漬け込んだ
その後もズルズルと関係を持ち続けて
ずっと僕だけが好きだと思っていた
することはしても、決して付き合っているわけではない
それは、英二が僕を好きではないから…
でも、これは…
少しずつ、英二が僕を好きになっているんじゃないかって
期待してもいいんじゃ
菊「ふ、不二！？どした？」
テーブルに向かってくつろいでいた英二が僕を心配して近寄ってくる
思わず抱きしめて押し倒してしまう
不「いや、ふふ
英二のそんなところが好きだよ、好き」
最初は躊躇いがちでも、受け入れてくれた
今では瞳を閉じて受け入れてくれる
菊「っ、不二、長い」
不「ん、ごめん」
英二はそのままさっきまで座ってた位置に戻って
僕は部屋着に着替える
英二が前に置いていった服に着替えるかと聞いたけど、制服のままでいいらしい
床に座ってベッドにもたれる英二の隣に座る
僕が帰ってくるまで読んでいたテニス雑誌の続きを夢中になって読んで
そんな英二の顔を見てるのが好きで
でも、少し長いな…
不「英二、気になるならそれ貸してあげるからさ
そろそろこっち向いてよ」
顔を上げこちらを向く英二は笑っていて
英「俺も、不二のそーゆーとこ可愛いと思うよ」
不「何、言って…」
英「顔真っ赤〜」
不「もう…」
男が可愛いって言われて照れるなんて、自分でもおかしいと思う
菊「昨日は大勢いたからケーキ屋さんで買ってきたやつだったけどさ
今日のは自信作！」
英二がカバンから取り出したのは
りんごのタルト
りんごが好きって覚えててくれたのかな
不「嬉しい…ありがとう」
ぎゅっと握った手が小さく震える
好きが、止まらない
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レイン(プロフ) - 和月さん» 直ってましたね！どういたしまして！更新楽しみにしてます♪ (2019年3月20日 6時) (
レス) id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
和月(プロフ) - レインさん» おはようございます〜指定箇所直しておきました〜さっきも直した記憶があるんですけど、2回も間違えてたんですね...ありがとうございます (2019年3月20日 6時) (レス) id: d7e13252b6 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 最近の話っ、廊下が老化になってます！更新頑張ってください！ (2019年3月20日 6時) (レス) id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 和月さん» はい。分かりました。更新頑張って下さい。 (2019年3月13日 9時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
和月(プロフ) - 遊星さん» コメありがとうございます〜〜ソシャゲのイベが終わったのでぼちぼち更新してこうと思います〜〜！ (2019年3月13日 7時) (レス) id: a3cfaed920 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kai | 作成日時：2015年10月31日 22時
