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A「フフッ…もちろんよ」
Aは嬉しそうに微笑む


ウィリアムはAの答えを聞くと
一礼して微笑み、改めてAの手を取りリードする







ロックウェル伯爵「アルバートよ
大切な婚約者をウィリアムに取られたのか?ハハ」

アルバート「えぇ弟からお願いされたもので」ニコ

ロックウェル伯爵「ウィリアムがどんな女性をダンスに誘うのか楽しみにしていたんだがなぁ

まさかAを誘うなんて
お前達兄弟はどれだけAが好きなんだ」
ロックウェル伯爵は呆れた様に笑う

アルバート「ハハハ
モリアーティ家は家族愛に溢れていますから」ニコ

ロックウェル伯爵「まぁ…お前達4人を見てると微笑ましいよ」



アルバートとロックウェル伯爵は
ウィリアムとAが楽しそうに踊っているのを笑顔で見守る


アルバート「2人のダンスが終わったら今日のところは帰ります
慣れないことで疲れたでしょうから」ニコ

ロックウェル伯爵「そうだな、気をつけて帰りなさい
では、またな」ニコ

アルバート「はい」ニコ









一曲踊り終えたウィリアムとAがアルバートの元に戻ってくる

アルバート「2人ともお疲れ様
とても素晴らしいダンスだったよ」ニコ

A「そうなのよ!ウィリアムすごく上手だったわ
いつのまに練習したの?」ニコ

ウィリアム「アルバート兄さんに練習付き合ってもらったんだよ」ニコ

アルバート「あまりにも真剣に練習するものだから好きな人でも出来たのかと思っていたら…

Aと踊りたいって今日言われてね…フフフ」

ウィリアム「Aに恥はかかせられないからね」ニコ

A「いつのまにそんな事に…
フフフッ….でも、嬉しかったわ!ウィリアムとダンス出来て」ニコ

ウィリアム「僕も嬉しかったよ」ニコ

アルバートは2人を優しく見守る



アルバート「2人とも初めての社交会ご苦労だったね
疲れただろうから今日のところは帰ろう」ニコ

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作者名:Alice | 作成日時:2020年12月21日 8時

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