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アルバート「あぁ…フレデリックか
紹介するよ
弟のウィリアムと…」
フレデリック「君が頑なに紹介してくれなかった許嫁のファントムハイヴ伯爵家のA様かな?」
アルバート「いや…
婚約者だ」
アルバートはAの肩を抱きAを見つめながら微笑む
A「はじめまして… Aです」
アルバート「こいつは友人のフレデリックだよ」
A「あら、そうでしたの」
Aはフレデリックに微笑む
フレデリック「/////…これは驚いた…
…どうして今までアルバートが紹介してくれなかったのか分からないな///
こんなに美しい方なら
私だったら自慢して歩くのに///」
A「まぁ…フフフ…
フレデリック様はお上手ですね」ニコ
フレデリック「////」
アルバート「お前の様な男からAを守るためさ」
アルバートはAをグッと自分の方に寄せる
ウィリアム「兄さん…」
ウィリアムとAは目が合い困った様に笑う
フレデリック「おっそうだ君が我が校で有名な
アルバートの弟、秀才ウィリアム君だね」
ウィリアム「秀才だなんて…そんな」
フレデリック「秀才な上に端正な顔立ち…
社交会一のモテ男だったアルバートがこんな美しい婚約者を突然連れてきたとなると
行き場を無くした婦人方はウィリアム君に押し寄せそうだね」
ウィリアムは困った様に笑う
A「アルバート様は
どれ程モテていらっしゃったのですか?」
アルバート「え?」
フレデリック「それはもう!馬車から降りた瞬間から婦人方に囲まれて
声を掛けようにもかけられない事が何回も!」
A「まぁ!そんなに…フフ」
アルバート「フレデリック…余計なことを…」
アルバートはギロリとフレデリックを睨む
フレデリック「おっと…急用を思い出しました
それではA様、ウィリアム君また今度」ニコ
ウィリアム「嵐の様な人でした…」
A「えぇそうね…フフフ」
アルバート「すまなかったね、2人とも
さて、ささっと挨拶周りを終わらせようか」ニコ
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婦人「お聞きになりました?
アルバート様にエスコートされてらっしゃった方…
許嫁のA様らしいですわ」
婦人「ご婚約されたとお聞きしました…
アルバート様はいつもお一人で社交会にいらっしゃってたから
お飾りの許嫁だと思っておりました」
婦人「でも、初めてA様を拝見しましたが
とてもお美しい方ですわね
同じ女性の私でも見惚れてしまいますわ」
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作者名:Alice | 作成日時:2020年12月21日 8時