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ある日のモリアーティ家
A「丁度よかったボンド…探していたのよ」
ボンド「どうしたの?」
A「フレッドが育てたバラの花が見頃みたいなの!
バラ園でお茶会しようと思って皆んなを誘っていたのだけど…ボンドもどおかしら?」ニコ
ボンド「是非!何か持っていくものはある?」
A「そうね…紅茶とお菓子はルイスが持ってきてくれるし…あ…そうだわ…
地下の貯蔵庫からモラン用のお酒を用意してくれる?」ニコ
ボンド「了解」ニコ
アルバート「みんな集まったようだね」
ウィリアム「そうみたいですね」ニコ
ルイス「アルバート兄様はお酒にしますか?」ニコ
アルバート「いや…最初はルイスの淹れてくれた紅茶を頂くよ」ニコ
それを聞くとルイスはアルバートとウィリアムとAと順番に紅茶を置く
ウィリアム「ありがとうルイス」
A「フレッドが育ててくれた色とりどりのバラがとっても綺麗ね…こんな所でお茶ができるなんて私は幸せだわ
ありがとうフレッド」ニコ
フレッド「Aはバラが好きだもんね
喜んでもらえて嬉しいよ」ニコ
モラン「さっ!花より酒だな!
お!これ良い酒じゃねーか!」
ボンド「僕が選んだからね」ニコ
ルイス「モランさん飲みすぎないでくださいよ!
折角のバラ鑑賞なんですから…」
ウィリアム「フフフ」
モラン「了解っと!
あ?ジジィはどうした?」
A「お誘いはしたんだけど…
屋敷が空になるのは心配だからっておっしゃられて」
モラン「まぁいいじゃねーか!ジジィがそう言ってんなら」
アルバート「たしかに屋敷が空になってしまうと緊急の電報が届いたとき大変だからね…
今回は先生の善意に甘えようA」ニコ
フレッド「後でお花を持っていこうよ」
A「そうね」ニコ
アルバートはAを見て微笑む
A「この紅茶とても美味しいわね
飲んだことのない味だけれどルイスが選んでくれたの?」ニコ
ルイス「うちにはたくさんの茶葉があるから
少し自分なりにブレンドしてみたんだ
気に入ってもらえたなら良かった」ニコ
ウィリアム「本当にルイスの淹れてくれた紅茶は美味しいね」ニコ
ルイス「あ…ありがとうございます 兄さん」
ルイスは恥ずかしそうに微笑む
アルバート「A…このお菓子は頂き物なんだ
珍しいものだから食べてみるといいよ」ニコ
A「そうなんだぁ」
ボンド「ねぇねぇ」
A「?」
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作者名:Alice | 作成日時:2020年12月21日 8時