Daffodil【8】 (ページ11)

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ｳｨﾘｱﾑ達が話をしているのを外から聞いていたﾍﾙﾀﾞｰ達

ﾍﾙﾀﾞｰ「家族愛…ですね

…さてっ！話は終わったようなので次は我々の番ですよっ！！」

ﾎﾞﾝﾄﾞ「待ってﾍﾙﾀﾞｰ君！3年ぶりの感動の再会中なんだよ…？！」

　

ｷﾞｨ

扉が開くとｳｨﾘｱﾑ達が部屋から出てくる

ｳｨﾘｱﾑ「皆…」

ﾌﾚｯﾄﾞ「ｳｨﾘｱﾑさんお帰りなさいっ！」

ﾏﾈｰﾍﾟﾆｰ「ずっと信じてお待ちしておりました…っ！」

皆んなが一斉にｳｨﾘｱﾑの元に向かう

ｼﾞｬｯｸ「…お前達もよく戻ってくれたな」

ｱﾙﾊﾞｰﾄ「えぇ先生…3人のおかげです

長い時間己と向き合いましたが、
再びｳｨﾘｱﾑが私に生きるきっかけを与えてくれました」

A「お久しぶりです先生」ﾆｺ

ｼﾞｬｯｸ「A…お前は何も変わらず美しいままだな」

ｼﾞｬｯｸは優しく微笑む
　

ﾓﾗﾝ「よぉｱﾙﾊﾞｰﾄ

お前は俺達より3年長く時間が掛かった…それだけだ」

ｱﾙﾊﾞｰﾄ「大佐…
そうだな…皆に心配を掛けてすまなかった

大佐以外には謝罪させてくれ」

ﾓﾗﾝ「はぁ？！」

A「ﾌﾌ聞いたわよ
ﾓﾗﾝも戻るまでに3年掛かったみたいね」ﾆｺ

ｱﾙﾊﾞｰﾄ「ということは私は君にはなんの迷惑も掛けてない」

ﾓﾗﾝ「てめぇら！」

ﾙｲｽ「お二人とも、これ以上はダメですよ
ﾓﾗﾝさんの気持ちも考えないと…」

ﾓﾗﾝ「…ﾙｲｽ
この3年で何があったか知らねーが
お前にﾌｫﾛｰされたら終わりな気がしてきた…」

ｳｨﾘｱﾑ「ただいまﾓﾗﾝ」

ﾓﾗﾝ「…おう」

ｳｨﾘｱﾑ「…そうだ
あのｶｰﾄﾞ返してくれるかな？

"肌身離さず持ち続ける"

お互いにそう誓っただろう？」

ﾓﾗﾝはｳｨﾘｱﾑにﾄﾗﾝﾌﾟｶｰﾄﾞを渡す

ﾓﾗﾝ「生きててくれてありがとな…
今度死ぬ時は一緒だぞ

この際、この際護身も兼ねて俺の銃でもいいんだぞ…」

ｳｨﾘｱﾑ「僕はこれがいいんだ
大切な、君との古い絆の証だからね」

ﾓﾗﾝ「お前がそういうなら」

ﾙｲｽ「兄さん
僕達はこのﾕﾆﾊﾞｰｻﾙ貿易社のﾋﾞﾙで暮らしているんです
兄さん達のための部屋も用意してあるのですが…」

ｳｨﾘｱﾑ「そうか」

ｱﾙﾊﾞｰﾄ「私とAとｳｨﾙもここに住めるなら助かるな」

A「皆んなとまた一緒に暮らせるのね」ﾆｺ

ﾙｲｽ「そうだね」ﾆｺ

ﾍﾙﾀﾞｰ「おおお！再びの共同生活！！」

ﾏﾈｰﾍﾟﾆｰ「ではお部屋にご案内しますね

そこで少し休まれてはどうですか？」