託された想い ページ5
あぐり｢Aちゃん。｣
｢雪村先生。｣
あぐり｢思っていたより強い子ね。｣
｢そんなことないですよ。｣
あぐり｢向こうであの人を宜しくね。｣
｢任せてください。｣
起きよう、そして、誰にも見つからないように逃げ出して、両親を見つけよう。
あぐり｢無理は、ダメよ。｣
｢無理はすると思います。そうじゃないと、きっと私が私じゃなくなっちゃう。｣
ごめんね、かっくん。
まだしばらく、かっくんと一緒に居られないよ。
でも安心して、私、人殺しじゃなかったよ。
｢自分の個性も、この世界の闇も全部、知りたいんだ。｣
だから、もう少し帰るのが遅くなっても、許してね。
そう思って、目を閉じた。
広い病室には赤羽業と相澤消太の2人しか居ない。
2人は血の気なく眠る少女を泣きそうな顔で見ていた。
赤羽｢無理すんなって、言ったじゃん…！｣
死なないと約束したでは無いか、と。
今となってはもうどうしようも無い約束を押し付ける。
その病室の外では殺気立ったE組と神野で戦闘を繰り広げたヒーロー達が対峙していた。
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mimi(プロフ) - レモンさん» ありがとうございます。久しぶりに開いたらコメントが届いていて嬉しかったです。マイペースに頑張っていきますので、これからもどうぞ、よろしくお願いします。 (2021年3月29日 3時) (
レス) id: 2c599fbfeb (このIDを非表示/違反報告)
レモン - 続き待ってます！ (2021年3月6日 16時) (レス) id: 1c5187a8cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mimi | 作成日時：2021年1月4日 22時
