脅迫と興味 ページ38
食べ終わったパンケーキを前に手を合わせて挨拶をする。
かっくんは既にお支払いに向かった。
まただ、また奢られた。
いつも気づいたらかっくんはいなくて、もう払った、って出ていく。
｢……まぁ、いいんだけどね。｣
本来は良くない、私も払うべきところだ。
でも、これがもう2年以上続いているとなると、慣れてしまう。
私は緑谷くんたちの横を通る時に一応は、と思って挨拶をする。
｢じゃあ。｣
緑谷｢あ、うん！また明日ね！！｣
…よくもそんなヘラヘラと生きていけるよなぁ。
コソッと、緑谷くんに近づく。
｢頑張ってね、9人目。｣
緑谷くんはガタ、と音を立てながら立ち上がる。
その顔は『なぜ知っている。』と蒼白している。
赤羽｢A〜。遅いよー。｣
｢あ、ごめんね！｣
私を迎えに戻ってきたかっくんと合流する。
｢また払ってもらってしまった…。｣
赤羽｢いいんだって。笑｣
｢良くないよ！？私も払うから！！｣
赤羽｢はいはい。さっさと堀部のとこ行こ。｣
｢うー。はーい。｣
私の荷物をまたも当たり前のように持ってくれるかっくん。
なんで緑谷くんたちに殺気向けてるのかは、敢えて聞かないでおこうと思う。
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mimi(プロフ) - 菊理さん» ありがとうございます！亀更新ですが、応援してやってください！！ (2020年6月17日 0時) (
レス) id: 2c599fbfeb (このIDを非表示/違反報告)
菊理 - とっても面白いです！更新頑張ってください！応援してます!! (2020年6月16日 18時) (レス) id: c405051fd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mimi | 作成日時：2020年5月14日 21時
