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藤柚と言う人間 ページ14
元々ヒーローには関心がなかった。
いやむしろ、大嫌いな存在と言っても過言ではない。
それでも私はヒーローになろうと思った。
理由？そんなの美談でも何でもなく、ただ。
この国が、この仕組みが、大嫌いだったから。
何もせずチャラチャラと《正義》を掲げるこの世界が大嫌いだから。
そして、それを変えられるのはＥ組の、
アサシンの、あの人の生徒の。
……救われなかった、私たちだけ。
優真も私と同じく暗殺の能力だけで実技試験を受けるみたい。
ロボットが相手だと聞き、私たち二人はニヤッと笑った。
さて、あまり話している時間もない。
カウントダウンのない、スタートを聞いて、私だけがエリアに入る。
ロボット……仮想敵は作り物であるため、急所というものがある。
そこを正確に攻撃すれば、作り物は容易く壊れる。
あまり多くのポイントを取って周りの連中を落とすのも気が引ける。
でも基本能力の高いクラスには食い込んでおきたい。
ロボットのポイントは50〜60くらいで止めておいた。
それにしても、雄英高校大丈夫か。
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mimi(プロフ) - 菊理さん» ありがとうございます！亀更新ですが、応援してやってください！！ (2020年6月17日 0時) (
レス) id: 2c599fbfeb (このIDを非表示/違反報告)
菊理 - とっても面白いです！更新頑張ってください！応援してます!! (2020年6月16日 18時) (レス) id: c405051fd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mimi | 作成日時：2020年5月14日 21時
