少女の戦闘 ページ46
彼らの手によって、消太くんが運ばれるのを見て、私の相手は脳無に決めた。
そこに、優真も合流する。
｢どーなった？｣
優真｢ダメだね、流石に強いわ。｣
脳無の横に合流した鷹岡の口元からは血が流れているが、俄然強いまま。
鷹岡｢A！さぁ、俺のところに来い！｣
初対面のあの日から、ずば抜けて成績が良い私に好意を寄せる鷹岡。
その上、ナギくんへの恨みなんて物を持っているせいで、
いつまでも、いつまでもおってくる。
国も自衛官がテロを起こしていた、なんて公表できないから、こいつは死なない。
｢……本当に世界は残酷だ。｣
こんなゴミが生きていて、あんなに立派な人が殺される。
｢私が変えてやる、この手で。全て。｣
私は銃を構える。
パン、パン、と乾いた音を立て、鷹岡との距離を詰める。
懐からナイフを取り出し、鷹岡の首元を狙い、高速で突き刺す。
鷹岡はそれを避けながら、私の隙を狙う。
隙なんて与えない。
すると、横腹から大きな衝撃が走る。
｢グッハ……！！｣
数十メートルの距離を吹っ飛ぶ。
脳無の蹴りが私の横腹にモロに入ったのだ。
折れたな。と感じながらも、ここで終わるわけにはいかない。
｢くっそがぁ！！｣
痛みに耐性があるといっても、ここまでの強い一瞬の衝撃にはそれは生かせない。
化け物と、元自衛官。2対1は、流石にきつい。
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mimi(プロフ) - 菊理さん» ありがとうございます！亀更新ですが、応援してやってください！！ (2020年6月17日 0時) (
レス) id: 2c599fbfeb (このIDを非表示/違反報告)
菊理 - とっても面白いです！更新頑張ってください！応援してます!! (2020年6月16日 18時) (レス) id: c405051fd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mimi | 作成日時：2020年5月14日 21時
