地獄先生ぬ〜べ〜＊幼馴染みと私と…妖怪っ！？＊2

ぬ〜べ〜＊71 ページ21

晶「僕が頑張らなくたって誰かがスーパーマンになる

夢が叶わなくたってなにも不自由しねーし

なんとなく楽しけりゃいいんだよ

お前は楽だよな…

内臓見せてるだけでOKなんだもん」



そう言って出て行こうとするとまたあの声



「そ…な…」



人体模型を見ると目玉が動いている



晶「あっ！」



A「きゃっ！」



人体模型「そ ん な こ と …ない…って」



あまり妖怪に慣れていない晶はしゃがみ込む



人体模型「そ ん な に 怯え ないでよ…」



晶「なんだよ…人体模型が…」



人体模型「君が 話しかけて くれたから

ずっと 僕も 人間に…」



晶「なに言ってんだよっ！」



人体模型「なんとなく 生きてるなら

その体 僕に 貸してよ ！」



なんかやばい…



人体模型から青い光がでてきて晶に向かう



A「晶っ！」



晶「うわぁーーーっ！！」



名前を読んだときにはもう遅かった。



A「あ、晶…？」



目を閉じた晶に恐る恐る近づく



突然目を開いた晶は…



A「よかった…」



晶「やった…人間 だ やった」



そう言って手を羽のようにして走って行った



A「ちょっと晶！」



もしかして…人体模型の魂が晶の体に…？



A「はッ！」



ここが理科室だと思い出して



人体模型もいると考えたら気味悪くなって



急いで教室へ向かった

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