報告会 ページ5
声の主はと言うと、鬼のような形相で駆けつけた2人、6年い組 潮江文次郎と同じ組の食満留三郎だ
文「小平太!お前Aに抱きついたんだと?忍者たるもの三禁はどうした!全く弛みきっとる」
留「大体本人に許可無しで抱きついていいわけないだろ!許可をとれ、許可を!」
「ちょ、留三郎どういうことよ!下級生以外には許可は基本おりないからね!?」
仙「ふん、相変わらず馬鹿な言い争いをしているな」
文、留「なんだと!」
善「ちょちょちょ、!2人とも喧嘩はダメだって!」
文次郎、留三郎通称犬猿と呼ばれる二人の中に仲裁として入ったのは同じ組の善法寺伊作だ
その火付け役となったい組の立花仙蔵は2人を呆れた目で見つめている
仙「まったく、お前達少しは静かに出来んのか。煩わしい」
善「本当だよ、怪我をして保健室に来て包帯を減らすのはお前たちなんだよ?予算が少ない中でやっているのにお前たちがその貴重な包帯を減らすから僕達も使い古しの褌を使っているんだ。なのに2人ときたら、あーだこーだ〜」
伊作の説教に文次郎、留三郎も消沈仕切った顔をしている。これはこれで面白いけど、伊作には逆らっちゃだめな、、、あとが怖そうだ
「まぁまぁ、あ、そういえば皆委員会の初顔合わせどうだった?」
周りを宥め、気になっていたことを聞こうと声をかける
善「僕のところには2人後輩が来たよ!これで楽しく包帯巻き巻きができるなぁ」
仙「私のところにも2人きたぞ。これから丁寧に委員会の仕事を教えるつもりだ」
小「私のところには1人だな!」
「逆にあのイケどんな体育委員会に1人きただけでも珍しいよ、、、その1年生すごな、、、」
留「俺のところには2人だな!可愛い後輩が沢山来たぞ!」
文「俺のところも2人だな。ギンギンに鍛えてやるぜ!」
長「、、、、私の所にも2人きたモソ、、、」
皆各々の委員会に新入生が入ったようだ
皆の顔が私と同様嬉しそうな顔をしている
「みんな良かったね!私のところにも2人きたよ。すっごく可愛くてもう嬉しいのなんのって!」
そう満面の笑みで答えると6人の顔がほんのり赤みを帯び、彼女に釘付けになっていた。が、そんなことを気にもせず私は今日あった出来事をみんなに話そうと話のことばかりを考えていたのであった。
春はまだ始まったばかりである
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メープル(プロフ) - 閲覧して下さりありがとうございます!こちら、最新話ご覧になれてますでしょうか? (4月16日 1時) (レス) id: cb2f8718bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:メープル | 作成日時:2024年3月7日 13時