１２ ページ12
今年で、芸能活動やっと3年目。
…にもかかわらず、ファンが急上昇中。らしい←
一斉にスタジオ中のライトがついて
白く強い光が俺を飲みこんだ。
｢本番始めまーす！３…｣
２…
大きく息を吐いて、相手役の女優を見つめる。
１。
.
女『ちょっとヒカル！いきなり別れるってどういうこと！？』
ヒカル(陽)
『―――――俺はお前みてぇな女に振り回されたくねぇんだよ』
女『振り回す！？何よそれ……！！
ずっと私を愛してくれるって言ったじゃない！』
ヒカル
『そんな昔のこと引っ張り出して…
それが振り回すっていうんだよ
俺は束縛は嫌いだ』
女『〜〜ッ！！』
どすどすと音を立てて店を出ていく女。
店員『ありがとうございましたー』
ヒカル『―――ふぅ』
ヒカルは一人残されたテーブルの上に残されたカフェオレを飲み干し
静かに店を出て行った。
｢カーーーーット！！！｣
｢ＯＫでーす｣
監督の声がかかり、静まり返っていた現場は一気ににぎやかになった。
厳しいと噂の監督なだけあって
まさか一発ＯＫを貰えるとは思わなかったので余計に喜びが込み上げる。
｢おーおー
立派になっちゃって。
お兄ちゃんは悲しいぞ、コンニャロ！｣
笑顔で近づく三賀が、頭に手を載せてメイクさんがセットしてくれた髪の毛を
くちゃくちゃにする。
｢ｲﾃﾃ…
何急に兄貴面してんだよｯ！｣
軽い兄弟喧嘩を見て、周りのスタッフたちが笑いだす。
｢ホンっと仲良いですよねー…｣
｢おいおい、顔に傷つけんなよ(笑｣
｢もう現場恒例だな｣
｢これ見ずに帰れないっすよね(笑｣
.
.
｢｢茶化さないでくださいよ、コイツすぐ調子乗るんですよっ｣｣
アニキと声が重なる。
――――ｺｲﾂ･･･
お互い顔を見合わせて、
………眉間にしわを寄せて言ってやった。
｢｢…お前、俺のことそんなふうに思ってたのかよ｣｣
…は、またかよ!
｢ダブルでハモッた(笑｣
｢もはや芸だね｣
｢ですねー｣
何気ないスタッフの会話に怒った表情を浮かべているものの
実は内心嬉しかったりする。
いじめられていた時と…逆だから。
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いちごだいふく - 嵐佳**でしょ((笑 (2012年2月25日 22時) (
レス) id: b86d121119 (このIDを非表示/違反報告)
嵐佳(プロフ) - ね(笑)１コメは無理でした☆← (2012年2月25日 21時) (レス) id: 4384aac151 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふく - 嵐佳**年上っぽい？((笑 1ｺﾒしてほしいとこだけど、前は2までいって書き直ししたからまだ名残が…(( では、移動をお願いしまぁす♪ (2012年2月25日 21時) (レス) id: b86d121119 (このIDを非表示/違反報告)
嵐佳(プロフ) - うん(笑)なんか年上っぽいもん！了解！１コメ目指すぜ← (2012年2月25日 20時) (レス) id: 4384aac151 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふく - 嵐佳**先輩さんですな(*´∀｀*) あぁ〜。意外ってよく言われるぅｗ あ。移行します！ 移動を願うぜ← (2012年2月25日 20時) (レス) id: b86d121119 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
