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「こう見えても僕は結構頭がいいんですよ?……あ、今意外って顔しましたね。ふふ、大丈夫ですよ、怒ってませんから気にしないで。それにそういうの、よく言われるから慣れてます。もっとバカっぽくしていた方が僕らしいですかね?」

「……君は僕のことが嫌いですか?なら、君に好いてもらえるようにたくさん努力します!ごはんはみんなで食べた方が美味しいんですよ!」

「生きとし生けるものすべてに感謝ですよ〜!」

「僕は学生時代は天文学が得意だったんですよ。小さい頃から夜空を眺めるのが好きだったんです。星座にまつわる神話を読むのも好きでしたし……あ、ほら、あれはわし座です。そっちはこと座……今日は天気がいいですから、星もよく見えますね!」

「え""。もしかして胡散臭いって、僕に言ってます……!?えっあ、いや、そんなに素性を疑うような見た目をしてるんですか、僕って……!」

「わ!猫ちゃんです、猫ちゃん、猫ちゃん様〜!僕、猫が大好きなんですよね。特に……そうだな、白い毛並みの猫ちゃんは可愛いと思いませんか?必死に威嚇してくるところとか、もっとつっついてやりたくなっちゃいます!これとか見てくださいよ、ほら、僕の手の甲の傷……これ、この間頬ずりしようとしたらやられちゃったんですよ。照れ屋さんで可愛いですね♡」

「そんなに激しく拒否されてしまったら、もっと近づきたくなっちゃいますよね?ダメと言われたらやりたくなっちゃうアレです」

「“運命”……いい響きですよね」

「晴天!今日も今日とていい仕事日和です。さ、気合い入れちゃいますよ〜!……あっいえ、別に仕事が好きというわけではないですかね」

「いえ、お気遣いなく!僕はもっともっと精進しないといけませんから、休んでる暇なんてありません!それにほら、お金もいっぱい稼がなきゃですし」

「好きな人にはありのままの自分を見てもらいたくないですか?あ、思いませんか……」

「大丈夫です!まだ脳は動いてますから」

「求められたのならそれ以上を、求められずとも今まで以上に、……あー……ちょっと重すぎました?ごめんなさい、でもこれが僕のやり方なんです」

「押してダメなら引いてみろ、ってことですか……!?!?!?」

「いいえ、諦めません!僕は狙った獲物は逃がさない主義ですから!くよくよするのも泣き寝入りもするのも僕らしくない、ね、そうでしょう?」

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作者名:疫病 | 作成日時:2022年5月5日 18時

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