新 5人の兄 パート2

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隆「A、欲しいの買ってあげるから選んじゃいな」




「うん…」




ゲンコツくらってテンションは下がったものの、いいなと思った服はGETできました。




臣「じゃあ俺らの見ますか」





剛「やっとだわ」





お兄ちゃん達が好きな洋服のお店に入り、値札見て私はビックリ





「メンズ服ってこんなに高いんだね」





となりにいる隆くんに話しかけたはずなのに、いつの間にかいなくなってて、大きな独り言になっちゃった←





臣「これいいな」





隆「うわっ、俺もそれいいと思ってた」




なぜか欲しい服が被る臣隆





臣「隆二はこっちの方が似合うって」





隆「え、どれ？」





臣「これ、絶対似合う」





隆「じゃあこれにしようかな」







そして隆くんの扱いがうまい臣くん







剛「臣くーん、これどう思う？」





隆「それもいいな」






剛「先に見つけたの俺だからね」






臣「ならさ、シェアすれば良くない？」





隆「臣、天才！」






なんだか三人でめちゃくちゃ楽しそう。


私がいる事なんて忘れて買い物を楽しむ三人。





「ちょっとー、長いんですけど」





隆「もうちょっと待ってて」





臣「アイス買ってやるから」





剛「お前一人であんだけ時間かかったんだからちょっとは我慢しろよ」




本当に剛ちゃんの一言一言が腹ただしい





剛「あー、どうしよう。こっちとこっち決められない」




そう言う剛ちゃんの方を見れば、似たようなTシャツ2枚を並べて悩んでいた





「はぁー？どっちもそんなに変わりないじゃん。そんなんどっちでもいいし」





剛「この2枚の違いわからないとかあり得ないから」





「うざ。どっちも似合わないから違うのにしたら」





剛「いい加減にしないとここで泣かすぞ」





「泣かないし」





隆「ストップ。これで2回目。あと1回でもう帰るからな」





臣「剛典決まった？買ってやるから持ってきな」





剛「まじで？今日もいいの？」





隆「Aのも買ってやったし」





剛「よっしゃ！じゃあこれとこれ」





臣「隆二こっちの高いほうね」





隆「ちゃっかりしてんなー」





ちゃっかりしてる臣くんは隆くんに自分の服も買わせました←






お店から出ると、不貞腐れてる私に臣くんがお腹すいてない？って聞いてきた




「お腹すいた」





臣「この前上の階にあるレストラン行きたいって言ってなかった？行く？」





「行く！」

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