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…
カーテンの隙間から差し込んでくる光。朝。
「……いやいやいや」
なんて夢見とるん……。
頭を掻きながら起き上がる。妙に体が熱くて、おでこから汗が垂れ落ちてきた。
……なんやこれ。わけわからん。
とりあえず汗を流して体を鎮めるため、昨夜同様シャワーを浴びた。
でも、そのときに海人のことを考えてしまうのまで昨夜同様なのは、ガチで勘弁してほしかった。
あー、一旦忘れろ！ 準備しなきゃやし。
ひたすら鼻歌を歌いながら着替えをして、髪を整える。
一瞬でもその音楽が止まってしまうと、海人を思ってまた妙に熱くなりそうで、無我夢中で歌い続けた。
準備を終えたところで家を出て、ちょうどやってきた送迎車に乗り込んだ。
「はよざいまーす」
「おはようございます」
一番乗りの俺の挨拶に返事をするのは、マネージャーだけ。
車が発進して10分ほどで、とあるマンションの前で停車した。
……あかん。やっぱ俺、おかしい。
次に乗車するやつの顔が浮かんだ瞬間、全身が硬直して動かなくなる。
「……おはよう、ございます……」
ドアの開き音とその声に振り向くと、海人と目が合う。
ドクンドクン。うるさい。ガチで黙れって心臓！
「……おはよ」
なんとかその言葉を返し、無意識に海人から視線を逸らした。
「あの、廉……、」
「……ごめん、俺ちょっと寝るから」
話しかけてきた海人を遮って寝たふりをする。
ごめん。なんか今、海人と普通に喋れる気がしない。
…
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ひまっくす(プロフ) - ななみさん» ありがとうございます〜！頑張ります！ (2019年11月25日 21時) (
レス) id: 7ba156e249 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 海ちゃんがんばって！廉君と両思いになれるように、ウチも応対してます！いいところでの「続く」…続きが気になり過ぎます！更新楽しみにお待ちしております。 (2019年11月24日 22時) (レス) id: 6b92244ddf (このIDを非表示/違反報告)
ひまっくす(プロフ) - たべっこさん» 妄想にお付き合い頂きありがとうございます〜！ご期待に応えられるように頑張ります。 (2019年11月1日 19時) (レス) id: 7ba156e249 (このIDを非表示/違反報告)
たべっこ(プロフ) - 短編集パート2ありがとうございます！色々なお話が読めるの楽しみにしてます。 (2019年11月1日 8時) (レス) id: 4035f86721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひまっくす | 作成日時：2019年10月31日 22時
