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…
「れぇん」
ドアを閉めた直後、後ろから廉にぎゅっと抱きついた。
みんなで集まらなかった一番の理由。
「おおっ、どしたん」
「あったかーい」
「答えになってへんやん」
さっきまで我慢していた分だよ。
口には出さなかったけど、それでも伝わるようにとさらに強く抱きしめる。
「ふはっ、ちょ、海人離せっ」
廉が笑いながら強引に俺の腕を解いた。
俺の気持ち、届いてないの？
「とりあえず中入ろ。続きはその後な」
「……はぁい」
優しい顔でそんな言われたら、従うしかないじゃん。
靴をスリッパに履き替え、奥へと入っていく。
真っ白なツインベッド、照明器具の乗ったキャビネット、晩酌でもできそうなサイズのテーブル。
1泊しかしないのはもったいないくらいに綺麗な部屋だなぁ。
荷物をそこら辺に置いて１つのベッドにどすんと座り込むと、体が数回跳ねた。弾力性はんぱない！
「見て廉めっちゃふかふかだよ！」
「ふーん」
俺が目を輝かせて訴えかけるも、廉はそんなのには目もくれず、荷物をゴソゴソしている。
「俺シャワー行ってくる」
廉の手には着替えが握られていた。
もう行くの？ 早くない？ さすが潔癖。
そのまま廉は俺を置いて立ち去ろうとする。
「え、待ってじゃあ俺も行く」
1人は寂しい！ さっきの続きもまだだし。
追いかけようと立ち上がるも、肩を押されてベッドにリターンさせられた。
…
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ひまっくす(プロフ) - ななみさん» ありがとうございます〜！頑張ります！ (2019年11月25日 21時) (
レス) id: 7ba156e249 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 海ちゃんがんばって！廉君と両思いになれるように、ウチも応対してます！いいところでの「続く」…続きが気になり過ぎます！更新楽しみにお待ちしております。 (2019年11月24日 22時) (レス) id: 6b92244ddf (このIDを非表示/違反報告)
ひまっくす(プロフ) - たべっこさん» 妄想にお付き合い頂きありがとうございます〜！ご期待に応えられるように頑張ります。 (2019年11月1日 19時) (レス) id: 7ba156e249 (このIDを非表示/違反報告)
たべっこ(プロフ) - 短編集パート2ありがとうございます！色々なお話が読めるの楽しみにしてます。 (2019年11月1日 8時) (レス) id: 4035f86721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひまっくす | 作成日時：2019年10月31日 22時
