EP.4-2 ページ9
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「...次からはテヒョンを置いてくような事はしないよう気をつけるよ」
TH「うん。ジミナに取られた気分で嫌だった」
「........」
ダメ。..ダメだよA。今ここで彼の顔面を叩いてしまったら彼の仕事に影響が出てしまうし、何より彼女の立場だとはいえアーティストの顔に傷を作ってしまったら解雇されかねないのだから
....だから"それはこっちのセリフだ"という言葉を飲み込むしかない。そんな言葉を吐いたものなら一緒に手が出てしまいそうだから
耐えるんだ、私。
ソファーに座っていた私の元まで来たテヒョンは無表情のまま私の頬へと手を伸ばし、腰を下ろしたと思えば私を押し倒すような形で前屈みになる。テヒョンの最近の遊び癖を決して許す事はないし、今だって散々私に嫌な思いさせているくせに私の異性関係には口煩く言ってくるテヒョンに不満を抱いている
ただその間も私はテヒョンから目を逸らさないし、服の中へと伸びるテヒョンの手を振り払おう事もしない。
これが惚れた弱みってやつだ
TH「Aは僕のだよ」
呪いのような言葉を囁いた彼は噛み付くように唇を重ねてきた。ねっとりと舌先が重なり合った時、ふんわりと香ったお酒と女性物の香水の匂いから空白の3時間彼が何をしていたのか大体予想がついた
テヒョンが私を味わうように舌を絡ませれば絡ませるほど感じるアルコールと香水の匂いに鼻の奥がツーンとする。なんでテヒョンなんか好きになったんだろ...。そう思うのに彼が私から離れてほしくないと思うのも事実で...
考えれば考えるほど涙が溢れる
「っ、...んん..っ..」
TH「.....可愛い」
涙のせいで少し呼吸が乱れ息苦しそうにする私を見るテヒョンの瞳は昼間の時とは違いとても優しく愛おしそうに..そして欲望に満ちたような瞳をしていた。
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MM(プロフ) - 鹿さん» コメントありがとうございます。ご期待に添えられるよう頑張ります！ (2022年9月12日 3時) (
レス) id: af33448039 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - すごく続きが気になります！続編本当に期待しています… (2022年9月11日 20時) (レス) @page49 id: 85d668f84a (このIDを非表示/違反報告)
MM(プロフ) - おじゃるまるさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて凄く嬉しいです:)続編も期待に添えられるよう頑張りますので引き続きよろしくお願いします。 (2022年9月11日 8時) (レス) @page49 id: af33448039 (このIDを非表示/違反報告)
おじゃるまる(プロフ) - この作品が1番面白いです！応援してます！ (2022年9月9日 13時) (レス) id: 3c8b97a1b0 (このIDを非表示/違反報告)
MM(プロフ) - あさみさん» コメントありがとうございます！まさかのジンペンの方に刺さる作品になるとは..！嬉しい限りです。ジンmainの完結作品【長男と家政婦さん】もありますので暇潰し程度にそちらも読んで頂けたらと思います:)更新頑張ります！ (2022年8月22日 17時) (レス) @page42 id: af33448039 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MM
| 作成日時：2022年6月16日 20時
