カフェ｢Hansamu｣ (ページ7)

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7杯目ページ7

私がジンさんと出会ったのは3年前。まだ私が高校2年生の時だった。

当時、ユンギは大学1年生でジンさんは大学4年生だった。二人は軽音サークルに所属していてユンギの人柄を気に入ったジンさんのアプローチで仲良くなったらしい。
最初、ユンギは絶対にこのヒョンとは仲良くなれない…したくねぇって思ってたみたいだけど(笑)

仲良くなった二人は恋人かってくらいお互いの家を行き来したり遊んだり毎日のようにつるんでいた。

そんな時、私の母が作りすぎたキムチをユンギの家に届けに行ったらリビでゲームをしてたユンギとジンさん。
これが私とジンさんの出会い。

それからは、ユンギの家から出るジンさんに出くわして挨拶するくらいだった。

私が高校を卒業するちょっと前に、ジンさんが念願だった自分のカフェを開くことになったとユンギから聞いた。しかも私が通うことになる防弾大学の裏に。

大学に入学して落ち着いた頃、ユンギのバイト姿も見てみたいし(あわよくばからかおうと)と思った私はカフェ【Hansamu】へと向かった。

カランコロン

JN｢いらっしゃいませ！｣

この時、何故だかわからないけどジンさんを見て胸が高鳴ったんだ。

これが私の恋の始まり……。