カフェ｢Hansamu｣ (ページ4)

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4杯目ページ4

JN｢Aちゃん、今日は何にする？｣

『今日もジンさんお手製のチョコドリンクをホットでお願いします！』

｢毎日毎日そんな甘いもん飲んでると太るぞ｣

ルンルンでチョコドリンクをお願いした私にそう言ってきたこいつは、防弾大学4年生で私とグクの幼馴染のユンギ。

『はぁ…せっかく良い気分だったのにー。なんでいるの？』

YG｢は？ここ俺のバイト先な。逆にお前こそなんでいるの？毎日毎日……友達がいかない可哀想なA｣

『ユンギと違ってちゃんとお友達います！！ああああ、ムカつく！！！』

YG｢はいはいそーですか。｣

フッと鼻で笑うとユンギは読みかけだった漫画に目線を戻した。

今では会えばこんな風に言い合いしてしまうのだが、中学生まではとっても優しくしてくれるオッパだった…。何でこうなったのかは私にもよく分からない。男同士だから通じ合うものがあるのか、グクとは昔も今もとても仲がいい。むしろ、2人が兄弟なんじゃないか？と思う程だ。

JN｢二人は今日も仲良しだね(笑)オッパ妬いちゃうなー！｣

ひゃっひゃっひゃっ…と窓拭きのような音を出しながら笑うジンさんに、

『ジンさん、今すぐ眼科行ってください。』
YG｢ヒョン、今すぐ眼科行ってください。｣

JN｢やっぱり仲良しだ！笑｣

ユンギと目が合ったものの恥ずかしくてお互いすぐに逸らした。

『(なんか熱い……やっぱりアイスにしてもらおうかな……)』

YG｢(……水…飲もう)｣