1杯目 ページ1
カラン コロン
?「あ、Aちゃんいらっしゃい!」
『ホソクさん、こんにちは』
大学からの帰りいつものように、防弾大学の裏にあるカフェ【Hansamu】へと向かう。
今日はこのカフェでバイトしている、防弾大学3年のホソクさんが出迎えてくれた。
HS「Aちゃん今日は早いね」
『三限の先生が体調不良で休講になったんです。課題終わってなかったので、ラッキーでした(笑)』
HS「それはラッキーだったね(笑)」
『今日ジンさんは??』
HS「買い出しに行ってるよ。もうそろそろ帰ってくるんじゃないかな?Aちゃん、今日は何飲む?」
『そうなんですね。そしたら、今日はココアで!』
HS「了解!」
ジンさんと言うのはこのカフェ【Hansamu】のオーナーさんで、24歳。カフェを開くのが小さい頃の夢だったとか。
一度なぜ【Hansamu】という店名にしたのかと尋ねると、「もちろん!僕がハンサムだからだよ?」と返ってきた。
確かにジンさんはイケメンだけれどあまりにも普通に答える姿に驚きを隠せなかったのを今でも覚えてる。
カラン コロン
JN「ただいま〜!」
『あ!ジンさん、おかえりなさい。』
JN「Aちゃんいらっしゃい。今日もワールドワイドハンサムに会いに来てくれてありがとう!」
『ホソクさーん!ココアまだですかー?』
JN「やー!Aちゃん無視はいけないよ?僕はAちゃんのオッパだよ?」
HS「Aちゃん、お待たせしました〜。あれ?ヒョン帰ってたんですね。」
JN「やー!ホソクまで!!ヒョンの扱い酷くない?」
ブツブツ言いながらジンさんはバックヤードへと入って行った。
そんな姿がとても可愛くて、私とホソクさんは思わず微笑んだ。
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作者名:れーちゃん | 作成日時:2019年10月5日 23時