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西尾錦「......教えてよかったのか。俺らがよかったとしても、あのへなちょこには耐えられないだろ。」

霧嶋董香「耐えられなくても乗り越えると思うよ。......ねえ、どうなると思う?」

西尾錦「敵か味方になるか?敵だろ。喰種に恩があったとしても、その恩人に死なれたら喰種に加担する理由もなくなる。死神もそれを知ってるから、今は好きなようにさせてるんだろ。」

霧嶋董香「そっか。」

西尾錦「......にしても、向こうから話しかけてきたのは驚いたな。」

霧嶋董香「だね。普通殺さない?」

西尾錦「アイツ、バレたら死刑になりそうだな。」

霧嶋董香「確かに。ちゃんと知らないふりしておかないとね。」

空白の感情→←.



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作者名:琲世 | 作成日時:2022年12月4日 23時

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