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有馬貴将｢郡、俺が傍にいる。用なら後で俺が聞くよ。｣

宇井郡｢......ありがとうございます。Aのこと、お願いしますね。｣

有馬A、レートA。近年の暴走行為により、レートは年々繰り上げられている。彼女は純粋な人間だが、その狂暴さから喰種と同じ扱いをするべきではないかと審議中。

｢わたし、いま｣

有馬貴将｢気にしなくていいよ。君が君じゃなくなっても、俺たちが必ず助けに行く。何があろうとも。｣

｢......よかった。｣

彼女の奥底に封印された記憶に触れるべからず。触れた場合、命の保証はない。

｢ねー、きしょう。｣

有馬貴将｢ん？｣

｢人の肉って、案外美味しいんだよ。｣

君たちは彼女に殺され、喰われるだろう。

有馬貴将｢そうだな。帰ったら野菜を食べよう。バランスのいい食事をして、酒も飲むといい。タバコも吸おうか。俺が......俺が全部許すから。｣