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「こんにちは!」

霧嶋董香「まさか連日来るとは思わないじゃん!?」

「?」

有馬貴将「本当に妻がすみません。間隔を知れって怒ったんですけど、隙を突かれて巡回ルートから外れて......」

「確かに貴将、真顔だけど息切れで倒れそうなぐらい疲れているもんね。というわけで珈琲と......あっ、朝食のトーストを二つ!」





ここ数日で分かった。あの言葉は本当だし、現に彼女は普通の客として通ってくれている。

「今度はロゼの捜査だって。大規模になるかもしれないから、私も駆り出されるかもしれない。」

有馬貴将「一応覚えているよね?君はもう有馬班の一人だ。」

「これ、また独占欲むき出しだぞ。気を付けようね?」

有馬貴将「むっ......善処する、と、思う。」

ちょくちょく仕事の話も耳に入る。わざとだとしたら、彼女は私に何を伝えようと......

「あっ、今のは機密情報だっけ。」

有馬貴将「うん。」

してなかった。ただのバカだ。

「まあいっか。」

霧嶋董香「(よくない!!!)」

「そういえばオロチって喰種、いるでしょ?また彼と戦いたいなぁ。今度は勝ちたい!」

有馬貴将「ええ...君を危ない場所に向かわせたくないな。俺より長生きして、その分俺を愛してよ。」

西尾錦「(俺をダシに惚気てね?)」

誰かを救いたいのなら、その力を行使する→←.



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作者名:琲世 | 作成日時:2022年12月4日 23時

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