・ ページ50
店に入り注文し、酒が届く間
いろんな気持ちが混ざっていつものように楽しめず
なんで会話をしたらいいんだろうかと頭を巡らせる
「んふふ、拗ねてるの？」
届いたビールで乾杯、
飲みながらクスクスと笑い俺の様子を伺う彼女。
『年上がタイプなの？』
「そうだね、タイプは年上だね。」
タイプ"は"と強調したってことは期待していいのかな？
『なんであいつらAちゃんのこと呼び捨てでタメ口なの？』
「私が大学一年生の頃にバイト先で知り合ってもう6年くらい経つからね、あんまり気にする人じゃないし呼び捨てでタメ語でいいよって私が言ったの。」
6年も一緒にいるから
高身長のやつはマウントとってきたんだな…
『ふーん…でもあいつとこれ以上仲良くならないで。』
「あ、北斗と同級生の？」
『うん。』
あいつに何かされたら困るもん。
「なんで？北斗に関係ある？」
『なんでも。いいから。』
そんなん理由はっきり言えたら
今頃好きって言えずにウジウジしてないよ。
「んふふ、可愛いね。ほくちゃん。』
『うるさいなぁ』
ニコニコしながらお通しに手をつけ
小さな口で頬張る姿が年上には思えない。
こんな愛らしい人誰にも渡したくない。
今は2人の時間を楽しもうと
いつも通り他愛もない会話をして時間を過ごす
「ちょっとトイレ行ってくるね」
そう告げて彼女は席を外した。
彼女が戻ってくるまでスマホをいじっていると
彼女のスマホが光り
ホーム画面が目に入ってしまう
チラッと横目で見れば
"見たいって言ってた映画見に行こうぜ"
と表示されていた。
絶対に2人で映画なんて行かせない。
あいつらに取られてたまるか。
そう心の中で決意すればAちゃんが戻ってきたから
『ねぇ、Aちゃん。』
「ん？」
『年下だけど俺が彼氏になりたいな。』
そう伝えれば、彼女は優しく俺に微笑んだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 262人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美紀 - SnowMan大好きです最高です亮平くんと涼太君と翔太くん寄りのオール担当です気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2019年9月30日 18時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
史那(プロフ) - 歳上目黒くんに振り回される夢主ちゃん、歳上阿部ちゃんに甘やかされる夢主ちゃん、やっぱり1枚上手な歳上深澤くんを見たいです！！3つもすいません汗 更新頑張ってください！！ (2019年7月18日 7時) (レス) id: a4837a6c89 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 最高です！少しPINK系も見たいなぁなんて←更新待ってます！ (2019年7月13日 12時) (レス) id: d6e98db13a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：r n | 作成日時：2019年7月11日 20時
