海のように美しかった君へ【ワンピース】 (ページ42)

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その血で俺の愛を満たしてページ42

海賊万博、とは。文字通りである。

たしぎ｢すっかり治っちゃった......｣

｢イーサン殺す方法...不老不死...｣

スモーカー｢オイ、たしぎ。あの馬鹿はどうする？｣

たしぎ｢そりゃ慰めたいですよ？でも私たちのせいで辛い思いしてるって聞いたら、全然慰めれなくなって......大将たちも生気消えてますよ。｣

緑牛｢女、｣

たしぎ｢あっ生きてる人いた。｣

スモーカー｢そもそも死んでねェから。｣

緑牛｢聞いてんのか？おい｣

｢あ゛？｣

緑牛｢さァて元帥さんと連絡取ろうかな！！！｣

たしぎ｢ビビってるの笑えますね。｣

スモーカー｢だな。｣

海賊たちが集う、不定期に開催される最悪の催し。しかもその場所もランダムだとかランダムじゃないとか......都市伝説過ぎて自分も覚えてませんワロタ。トネリコ、知識不足。

今回は豪華な宝が二つもある。ロジャーが遺したものと、ある物語が描かれた呪いの本。一度その本を開けば世界を思うように操れるなんて噂もある。

トネリコ｢(後者は封印だな。)｣

ルッチ｢例の本はこちらがいただく。｣

トネリコ｢......お前らの上には渡さんからな。あの本は一般人には扱えない。｣

藤虎｢なんの話をしているかは存じ上げませんが、あっしらは世界政府。一般人では｣

トネリコ｢魔力を持たない人間を一般人と呼ぶ、俺たちの世界じゃ常識だ。その上でもう一度聞け。本は俺たちがもらい、封印する。娘を泣かせるような世界に変わってしまうぐらいなら、俺はこの魂を代償にしてでも抗ってみせるとも。｣