海のように美しかった君へ【ワンピース】 (ページ39)

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永遠の友人ページ39

騎士だけではあなたを護れない。特に普通の人間には無理。人をやめたものでなければイーサン打倒も不可能だと言われ、私は一つの結論に至る。

あなたがそうしたように、私も同じことを。

｢............｣

ただ祈った。私を護るのではなく、イーサン打倒にすべてを尽くしてくれる英霊に会わせてほしいと。

トネリコ｢さて。久しぶりに呼ばれたからには、俺もかっこいいところを見せなくちゃな。キャスター、トネリコ。その想いに応え、再び現界した。自慢の仲間たちはどうしたのかな？｣

｢療養させている。今回の万博、私とウタと海軍だけで行くつもりでいるの。それから異界の客人。君もついてきてくれる？ここからは私の穢れを使って敵を殺し、過去に決着をつける。｣

トネリコ｢そうか。あれが本当の最後だと、君は確信しているんだね。仮に侵食が取り除けなかった三名が、君を殺しに来たら？｣

｢そっちは止めたい。｣

トネリコ｢心得た。主のご期待に添えること、ここに約束しよう。｣

人でなしで、そのくせ家族想いで、変に熱くて。

そんな彼ならきっと、私のことを簡単に見捨ててくれるでしょう。

｢(今の関係は主と従者なんだから。)｣

ウタ｢あ...身長...｣

｢身長も、女の子らしさも、怖いものも、全部あの人たちに返した。私には無理だよ、冷酷な女王なんて役割。｣

ウタ｢......準備が整ったら出発しよう。私が代わりに、あなたの刃になってあげる。｣