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小鳥遊｢ん、薬飲んどけ。｣
コンスタンティノス｢君はもっと女性らしく振る舞ってくれよ......海軍も自己嫌悪で、戦意が喪失しかけている。能力がうまく操作できなければ、後はただの凡人だ。救えたものを救えなかった彼らにその態度は｣
小鳥遊｢口開けろやジジイ。｣
ボルサリーノ｢遠慮というものを知らんのかねェ...！？｣
小鳥遊｢知らん。私はお前らなんぞより、もっと最悪の旅をしてきた。救えると思ったものを目の前で奪われ、共に生きたいと思った彼らはこちらに来れず、救えたと思えば黒幕に破壊され......お前たちはまだ序の口に過ぎない。｣
藤虎｢小鳥遊さん......アンタ、歳のわりに嫌な人生を送ってきたんだな。｣
小鳥遊｢送ってきたとも。それでもまだ仲間がいたから耐えられた、心を透明にして今日まで生きていけた。これでも言えばもっと救われるか？こっちは世界を取り戻せる保証がない、ラスボスを殺すと取り戻すどころか世界全滅の可能性だってある。だがお前らには取り戻せる可能性しかないだろ。｣
たしぎ｢あの、それは逆効果になりそうな｣
小鳥遊｢反論できる余裕ぐらいはできたな。よし、さっさと薬飲めよ、クズども。あの泥に侵食されても能力を行使し、敵を殺したいのなら、その薬を飲んで疲れをとることだ。明日の自分に期待して寝ろ。あ、船はこっちで動かしてやるよ。｣
たしぎ｢......はぁ。｣
小鳥遊｢海賊万博、そこにイーサンの野郎がいる。私が命懸けで聖杯を取り返すから......次はお前たちの出番だ。私はどうせ何度死んでもいい身なんだ。頼んだぞ、私が誇る万夫不当の英雄たち。｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2022年9月28日 12時
