海のように美しかった君へ【ワンピース】 (ページ23)

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小鳥遊｢ハッ、寝てた。｣

コンスタンティノス｢......｣

小鳥遊｢説教中に寝るとは、小鳥遊家当主としてなってないな......とりま切腹していい？｣

たしぎ｢しーなーいーでーくーだーさーいー！！！今はこの人の説教だって言いましたよね！？｣

小鳥遊｢えー。言い訳も聞いたことだし、もう説教とかいいだろ。あの人は私の知る英雄だったからいいんだ。君もその本質を無意識に見抜き、彼女を置いていくという最善策を手に取った。ああ、責めないとも。賢い私はお前を責めない。｣

うるティ｢なんだこのババア。｣

小鳥遊｢は？ああそうだ。今私が起きたのは、別に美女に起こされたからではない。聖杯の強い魔力を感じ取ったからだ。この数時間で住民、旅行者たちの体調は一気に悪化し、空には黒い太陽が見え始めた。ダ・ヴィンチの解析により、あの太陽も聖杯そのものだという......｣

カウレス｢簡単に言うと、その最善策は同時に怪物を呼び出したってことだよ。A、俺が翻訳しない程度に柔らかく言えよ。｣

小鳥遊｢ん？バカには通じないだろうに。｣

カウレス｢仮にそうだったとしても、分かりやすいように砕いて言うんだよ。本当にごめんな？こいつ、普段はみんなの勇姿を周りに聞かせるような可愛い女なのに｣

小鳥遊｢............｣

カウレス｢えーっと......殺されそうなんで、これ以上はお口チャック。とりあえず誤解だけはしないでくれ。嫁の教育は俺に任せてもらえれば......たぶん大丈夫。｣