海のように美しかった君へ【ワンピース】 (ページ20)

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｢じゃあ言うね。ルフィなんだけど｣

............よくも淡々と並べれたなと思った。本気かと驚いたけど、彼女は泣きながら言ってたから、絶対に嘘。嘘のくせに本気だと思わせるような侮辱だった。
詳細、詳細か。覚えてない。頭が真っ白にるぐらいには、最低な言葉だらけだったし。

ブルーノ｢急げ！あの泥に触れれば、こちらの身も持たない！｣

コンスタンティノス｢......！｣

｢早く彼の能力を使って逃げて。｣

コンスタンティノス｢......後悔しないでくれよ。これも君を護ることに繋がると、そう信じさせてくれ。｣

彼女を降ろして、背を向けて、走って。それで何かを得られるのか？泥の中で何かを見つめながら眠ろうとしていた彼女に対して、報いはあるのか？

｢君たちの全部、飲み干してあげる。後で一度や二度はゲロるかもしれないけど、私のかわいさに免じて許してよね。｣

イーサン｢聖杯の泥を飲み干すと。正気か？｣

｢正気だよ。美しいイーサン。｣