仲間 ページ9
翔「・・・は？」
あ「あなたも、操れるんだよ」
翔「いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや」
智「翔くん。君が楽器をできるか聞いたとき『はい』っていったよね？
そして相葉ちゃんが『じゃあ入部資格はあるわけだ』って言った」
翔「へ？」
智「この軽音楽部への入部資格は、ノワール・ネージュに加入するための資格でもある。
そしてそれはたった2つ。
1,オイラたちの仲間であること
2,楽器を使えること」
翔「いや俺能力なんてないですよ!!!自覚もないし!!!!」
あ「自覚がないのは当たり前よ。2人以上で演奏しないと発揮できないもの」
翔「でも、そもそも能力があるかどうかなんて分からないでしょう!?」
和「分かるよ」
翔「え・・・？」
和「聴こえないはずなんです」
翔「・・・は？」
和「あなたは、僕が弾いていたピアノを聴いてここに来たんでしょう？
僕はあのとき『普通』に弾いていなかったんです。
『普通じゃない』状態で1人で弾いていると・・・なぜか一般人には聴こえないんですよ」
翔「そんな・・・」
和「あなたがここに来た・・・それはあなたが僕らと同じ、特別だってことなんです」
翔「俺が・・・特別・・・？」
和「あなた・・・ピアノ弾けますよね？」
翔「なんでそれを？」
和「あなたが入ってきたとき・・・目は僕を見ていても、心はピアノを見てました」
翔「心？」
和「ええ。僕のカンですけど・・・あとは指。間違いなくピアノ奏者の指です」
あ「ホントだ。細くて長い」
智「せっかく入部したんだからさ、弾いてみてよ♪」
そういえば入るって言っちゃったんだっけ・・・!!
翔「ピ、ピアノなら二宮くんがいるじゃないですか！」
そう言うと、二宮くんは首を振っていった
和「僕はあくまでベース担当。
それに・・・所詮は独学。趣味にもならないレベルだって、あなたも分かったでしょう？」
翔「いや・・」
そう思ったのは事実だけど・・・
あ「さっきの部屋に戻りましょう。ピアノが置いてあるのはあそこだけなの」
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氷天(プロフ) - 能力系の小説、面白くて1日でしまいました！！マジーアみたいな長編のやつ、また読みたいです！ (2014年11月27日 21時) (
レス) id: 7d4f2a1337 (このIDを非表示/違反報告)
フラン - マジーア全部読ませていただきました。更新頑張ってください！！！ (2014年8月1日 18時) (レス) id: a8c9c12271 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - 梨乃さん» はいっ（笑）第四弾も、シリーズ名決め次第はじめます！ (2014年3月11日 22時) (レス) id: f44efc7571 (このIDを非表示/違反報告)
梨乃(プロフ) - ちょこの能力シリーズすっっっっごく面白いです(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))また能力系書いて下さいっっ！！ (2014年3月11日 21時) (レス) id: 2653565a5f (このIDを非表示/違反報告)
*kira*(プロフ) - ちょこさん» いえいえー笑 毎日楽しみだわ笑 (2014年3月4日 20時) (レス) id: 7f6d0c811a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこ | 作成日時：2014年1月13日 23時
