魔法の『能力＜チカラ＞』 ページ6
少し経って、松本という人はキーボードを持ってきた
あ「櫻井くん、あなたはどうやってここまで来た？」
翔「え・・・ピアノの音が聴こえたので・・・」
智「・・・ふふっ」
あ「じゃあ、ちょっと待ってね」
いくつか調節して、帆山先輩はキーボードを弾く態勢に入った
あ「曲名、あててみて」
そう言って、ゆっくりと指を動かした
優しい旋律が耳を通りぬける
聞き覚えがあるような・・・
そうだ、確か音楽の時間に・・・
翔「えーっと、確か・・・『白鳥の湖』ですよね？バレエ音楽の」
あ「・・・そう」
潤「・・・聴こえるんだ・・・」
翔「え？」
あ「普通の人にはね、聴こえないの。私たちの音は」
翔「どういう意味ですか？」
あ「簡単に言えば、『魔法』ね」
翔「・・・は？」
あ「細かく言えば、魔法とは違う・・・『能力』なんだけど。
私たちはちょっと人とは違う、特別なバンドなの」
翔「・・・」
あ「直接見せた方が早いかな？」
潤「そうかもしれませんね」
あ「じゃあ、どの曲にしようか？サトシ、歌ってくれる？」
智「もちろん」
雅「俺も俺も！タンバリンとってくる！」
和「せっかくだからみんなでやりますか。ベースとってきますよ」
潤「ならルームに行こう。俺のドラムは簡単には動かせないし」
ということで、帆山先輩にもっと大きな部屋に連れて来られた
あ「ここは合奏専用のルームなの。普段は個々の部屋でそれぞれ練習してるんだけど」
センターに大野先輩がスタンドマイクの前に立ち
右斜め後ろと左斜め後ろに、マイクをつけたキーボードの前に帆山先輩と
ベースを鳴らす二宮って人が立った
そして、さらにその隣に相葉くんと松本くんがついた
智「んー・・・やっぱり『Take me flyaway』？」
あ「じゃあそれにしよう。みんないける？」
雅「もちろん」
相葉くんがハンドベルを持った
・・・パーカッションっていろいろあるんだな
大野先輩が、帆山先輩の方を向いて
合図らしきものを出した＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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氷天(プロフ) - 能力系の小説、面白くて1日でしまいました！！マジーアみたいな長編のやつ、また読みたいです！ (2014年11月27日 21時) (
レス) id: 7d4f2a1337 (このIDを非表示/違反報告)
フラン - マジーア全部読ませていただきました。更新頑張ってください！！！ (2014年8月1日 18時) (レス) id: a8c9c12271 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - 梨乃さん» はいっ（笑）第四弾も、シリーズ名決め次第はじめます！ (2014年3月11日 22時) (レス) id: f44efc7571 (このIDを非表示/違反報告)
梨乃(プロフ) - ちょこの能力シリーズすっっっっごく面白いです(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))また能力系書いて下さいっっ！！ (2014年3月11日 21時) (レス) id: 2653565a5f (このIDを非表示/違反報告)
*kira*(プロフ) - ちょこさん» いえいえー笑 毎日楽しみだわ笑 (2014年3月4日 20時) (レス) id: 7f6d0c811a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこ | 作成日時：2014年1月13日 23時
