ポアロと私2〜ミルクティー〜

とりっぷ42 ページ6

快斗「あー…」

コナン「…」

あれからずーっと仲良く口喧嘩してたおふたりさんは、体力切れでベンチで昇天してます。

勿論私も昇天しそうだよ！！！！

快斗「いやしかしトリップなんてありえんのか？」

ぐったりとした顔で私を見つめる快斗くん。
コナン君がめちゃくちゃ適当な説明で私のこと話してたけど、あまりにも雑すぎて快斗くん分かってないから。

『 あの2人とも大丈夫？』

快斗「…」

私が口開くたびにまじまじと見つめてくる快斗くん…いやだ、ハレンチ…なんて言ってる場合じゃないよね。ちょっと辛い誰か喋って…

快斗「…触っても消えないよな？」

そういいながら、私の頬に手をかけてき…

『！？！？！？』

いや待てこれキスする前の手つきだ

コナン「…わー！！ふしーんしゃだーー！！」

どごおおおおという鈍い音とともに、快斗くんがベンチから転がり落ちる。

カランカラン…と地面に落ちたのは、ばきばきぺこぺこな空き缶。

全く君って子は…恐ろしい子だね

快斗「このクソがきぃ…」

コナン「ほんとキザってかセクハラで訴えんぞ」

快斗「おめーにやってないだろ！」

『…(白目)』

仲いいのは分かるけど他所でやってほしいなあ




私を挟んでやるな！！！喧嘩！！！





『仲いいのは分かったよもう…』

コナン「仲良くねえし！」
快斗「仲良くねえ！！！」

…同時。



ハモった、そう言う隙もなく、喧嘩第2ラウンドが始まった。

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