ポアロと私2〜ミルクティー〜

とりっぷ41 ページ5

『あー…ふーおはよーう…』

昨日はなんか疲れたなあ…と体を起こす。
もちろん、安室さんはもう出勤だ。

ちなみに今日のお仕事は公安らしい。

…風見さんに会いたい(怒)

ああああかざざざざみみみさんんん。

『はあー…とりあえず、出かけようかな〜。お腹は空いてないからいいや！朝ごはん。』

1人ぽつんと笑ってから、着替えを始めた。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
『コナンくうううううううん！！』

コナン「いやだあああああああ！！！！！！」

只今この私、コナン君を全速力で追いかけてます。

…何故かって？

抱きしめようとしたらコナン君、赤くなって逃げちゃうからだよ〜。

コナンチャージしたいのに。
新一チャージしたいのに。

蘭ちゃんには悪いけど？？？？

コナン「A！！！落ち着け！！！俺を抱きしめたっていいことねえから！！！！」

『それ、は、私ぃ…が、決める…げほ。』

足はっや！追いつけない！！！！！

『待って…！？！？！？！？』

わっ！という間もなく地面に顔が近づく。

嘘だろおい。転ぶ…


コナン「…」

『…？』

？「うっと…あぶねえ…怪我ないか？綺麗なおねーさん！」

…？
Why？

この無駄なイケボ…(犯澤さん曰く)

きききききっど…。

じゃない。黒羽快斗くん…。

？「おーいへーきー？」

『ありがとうございます…。』

色んな意味で。

？「危なかったな〜。そーいや、お姉さん、名前は？」

『前田Aと言います！あなたは？』

コナン「(知ってるくせに…っ)」

？「可愛い名前だな！俺は黒羽快斗。よろしくな！」

『…本物のキッd…あ。』

しまった。どうしよう。
快斗くんやばい顔してるよ。
ごめんどうしよう。墓穴掘ったああ。
もうやらないと決めていたのに。

コナン「…ははは」

快斗「…おい、探偵まさかお前…」

コナン「は？」

快斗「言ったのかよ！この人に！」

コナン「言うわけねえだろ！てめえの名前すら出したくないわ！このキザ野郎！」

快斗「あんだと！ちび！」

コナン「うっせーなー！」

快斗「お前が言ったから…どうすんだよ！警察うるさいじゃねーか！」

コナン「違う！これには訳があるんだよ！」

…待って、なんか喧嘩始まっちゃった…

というより、仲良さすぎだ…よ。
なんだなんだ、あの生き生きとしたコナン君。

キッドくん…コナンくん…



だめだ。昇天するしかない。

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