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出会い6 ページ7

引き続き安室side


…"東京"

ふと目に入った机の上に置いてある教材のようなものに確かにそう書いてある。

東京?どこだろうか。
僕の住んでいる所は東都。
さすがに都道府県くらいは分かる。東京なんてなかったはずだ。

目の前で立ち尽くしている彼女に、僕は声をかける。

安室「あの、失礼ですが、あなたは?そしてここはどこですか?」

なんなんだ。何故僕が?コナン君達にハムサンドを振る舞う約束だったのに。

彼女が話している言葉は、僕にはまだ飲み込めなかった。
ーーーーーーーーーーーーーー
あなたsideに戻る。

『えっと…これくらいで平気ですかね?あとは通販などで頼みます…!』

安室「すみません…」

まだまだ買うものはたくさんあるものの、とりあえずタオルや服、歯ブラシなどを買い終え、自宅に入る。

…はあ、車の免許取っといて良かった。

私の家はマンションだが、一人暮らしには勿体無いくらいに広い。
母親達が一人暮らしするのならゆったりして暮らせるところがいい、と勝手に決めたものだから…。
家賃は両親が実家から仕送りしてくれているから、そういったところでは困らずに済んだ。
二人暮らし…慣れなきゃなあ。

ま ま あ り が と

安室「えっと、僕は料理してもいいですか?」

時計をちらりと見ると、21時を指している。
明日仕事休みでよかった…。

『お願いします!!』

やった!安室さんの料理が食べれる!!
写真とろう…料理出来たら。そう思って買い物に持っていったバッグ…




あれ、車の中に置いてきちゃった…

めんどくせえ!!!!
また戻んのかよ!下!
忘れっぽい私に軽くイラつき、ぽこすん、とクッションを顔に押し付けた。

そんな私を見て、安室さんが笑っていたのを、私は気づかなかった。
ーーーーーーーーーーーーーー
『行ってき…マス…』

ずるずると足を引きずってドアの外に出た。
安室さんは料理を作ってくれている。

エレベーターを使い、下まで降りて駐車場へ歩いてゆく私。
今日のことを振り返り、安室さんのことを考える。
ほんと、なんで私なんだろうか。もっと可愛い子の元へ行けば…良かったのに…。
いっそ赤井さんとコナン君付いてきてくれたのなら…なあ。

もわもわと考えながら歩いている内に駐車場に着いてしまい、自分の車を見つけた。鍵を開け、きちんとバッグを持って、戻ろうとしたその時。
見つけてしまった。…いや、何故ここに!?
私の隣にあった車。
マツダRK-7の…新宿330 と 7310。

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雅みんと(プロフ) - シンアさん» わぁぁぁ!ありがとうございます!!頑張ります!! (2019年5月4日 19時) (レス) id: 85ad78b0b8 (このIDを非表示/違反報告)
シンア - 続き気になります(*⌒▽⌒*)更新楽しみにしてます(*⌒▽⌒*) (2019年4月21日 19時) (レス) id: f6e4c29514 (このIDを非表示/違反報告)
みんと(プロフ) - イブさん» わああ!!物凄く嬉しいお言葉です!そう言われるとやる気出ました!!笑笑 (2018年8月8日 19時) (レス) id: e91668a119 (このIDを非表示/違反報告)
イブ - 早く続きが読みたいです。 更新頑張ってください (2018年6月5日 10時) (レス) id: be0a1a1bcb (このIDを非表示/違反報告)
安室透・みんとちょこ(プロフ) - ゆうさん» はじめまして!!お返事遅くなってしまいすみません^^;安室さんと寝る…えへぇ。ドキドキしてください☆更新頑張ります!! (2018年4月17日 17時) (レス) id: 6a5f9af133 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:安室透・みんとちょこの狐 | 作成日時:2018年3月22日 16時

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