ポアロと私。

とりっぷ3 ページ5

安室「こんな夜にどうしたんです？…見ない顔ですが、どこに住んでるんですか？」

…えへえ←

さすがですよ探偵＆公安さん←

ホームレス、なんて言えないもんだから、嘘をつく。

『えーと…それが…よく分からないんです。記憶が無いんですよ…自分のこと以外。』

どうだあ！！！
上手く誤魔化せたな！←

心の中でガッツポーズをしていると、安室さんは私のことを怪しげに見つめた。

怪しいですよね！泣

安室「ほぉ〜…そうですか。では、家がわからないんですね？」

うんうん、完璧に疑われたね私。
墓穴掘ったね！ちょっと逝ってきます！←

『…はい…どこら辺かも分からなくて…今日、寝るところないんですよ…』

そんなんでめげないぞ私は！！←

必至に困ってますアピールをする。

安室「それは困りますね。じゃあ、僕の家に泊まっていっていいですよ^^*」

ありがとうございます。と頭を深く下げる。

でも、でもさあ…目が笑ってないんだよお。
安室たそおおおおお←
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
in安室家

『うっ…』

鼻血でそう←

めっちゃ好きなキャラの家に泊まれるとか誰得だよ←

嬉しくて禿げるわ←

案内された安室さんの家は、さすが金持ちというほど、綺麗だ。

安室「何も無いですが…ゆっくりしてくださいね。」

…神様かな貴男は←

『図々しいですが、お風呂入ってもいいですか？』

…神様なんだけど目が笑ってないんだよ←

その視線きついから風呂へ逃げます←

安室「もちろんだ。多分着替えは1枚だけあるはずだから…」

あ、特に彼女いる訳じゃないんだけどと、慌てて苦笑いする安室さん。

知ってるけど。←
黒組織でなんか女の人呼び込むこととかあるかもしれないから着替えあるんじゃないのかな？←

もうどーでもいいや←

早く寝たいため、風呂場へ行く。

既にお風呂は湧いている。

ポアロから帰って入るために沸かしといたんだろうな…

高いなんかスマホから湧かせるやつ使って←

(そんなのあったっけ？)←

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
『さっぱりしましたよ！ば…安室さん！』

あぶねえ。もう墓穴は掘らねえぞ←

ば、というワードに目が光る安室さん。

風呂はいったばかりなのに、一気に体温が下がってゆくのが分かる。

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