冴木 直也 ページ22
…。
かなりの沈黙だ。
ただいま私は、想い人のいる、直也先輩と接物しなくてはならないためどうしようか分からずに棒立ちになっている。
一方、直也先輩は曖昧な顔をして、何か呟いている。
接物しないと出れないから…困るなあ…。
『あの…とても嫌だと思いますが…ここはしないと…出れないです…』
ごめんなさい。千代さん。
そう言って目を閉じる。
やらなければぁ泣
私はコツコツと直也先輩の元へ向かう。
私より全然背が高い。
届かない…。
恥ずかしいけど…、
顔がぶわあっと赤くなる。
なんで想い人のいる人に接物しなくてはならないの?
そんなの駄目なのに…。
千代さんを思い、涙がぽろぽろと出てくる。
しなくちゃ。そう思って背伸びした瞬間、
直也先輩に抱きしめられた。
直也「大丈夫だよ。もう千代とは…千代は諦めたからね。」
えっ?
聞いてない…。
直也「両親が反対したんだ。あんな小娘とは結婚もお付き合いもダメだって。」
『そんな…んぅ/////』
びっくりしていたその時、唇を塞がれる。
接物の角度を変えながら抱きしめてくる。
苦しい…
諦めたとはいえ、千代さんが…とやはり千代さんのことを思い、涙があふれてくる。
複雑だ。
直也「そんなに泣かないで。Aちゃん。」
『ひゃ!』
目元に軽く接物されて、ぴくっと体をよじる。
ガチャン
ドア開いた…。
直也「ドア開いちゃったね。今度はまた、ね。」
にこりと笑っている直也先輩の顔は、私の涙でほんの少し濡れている。
『…っ、ありがとうございました…!』
ぺこり、とお辞儀をして部屋をあとにした。
直也先輩が言った、かわいいな。もっといじめたかったという声は聞こえてはなかった。
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ちぃ。(プロフ) - 相変わらず大和くんかわゆい…!!ドチャクソラブラブ展開期待してます…!!← 更新頑張ってください!!応援してます!! (2019年8月15日 17時) (レス) id: 5843fdbea0 (このIDを非表示/違反報告)
雅みんと(プロフ) - Momo_Tarouさん» とても嬉しいお言葉どうもありがとうございます!本当に嬉しいです!更新遅くて申し訳ありませんが、頑張りますので、これからもこんな小説で良ければ楽しんでください! (2019年8月10日 14時) (レス) id: 44f76e690d (このIDを非表示/違反報告)
雅みんと(プロフ) - 透さん» はじめまして!透さんこんにちは!そりゃもう運命ですね!なんて素敵なのでしょうまさかこんなに大和君推しがいるなんて感激ですよね!!長文ありがとうございます!嬉しいです!これからも頑張らせていただきます!! (2019年8月10日 14時) (レス) id: 44f76e690d (このIDを非表示/違反報告)
Momo_Tarou(プロフ) - はじめまして!!もう、この作品が好きで好きで…この作品を作ってくれて、本当にありがとうございます!!!これからも頑張ってください!!応援してます!!!! (2019年8月7日 22時) (レス) id: 55132ee02b (このIDを非表示/違反報告)
透(プロフ) - はじめまして透ともうします!私、大和大好きなんです!作者様と同じなんて運命ですかね(笑)そして私と作者様以外にも大和好きな人がいるなんて運命ですね←言い切るな ですから更新頑張ってください!期待してます!応援もしてます←語彙力ないそして長文失礼しました (2018年9月16日 23時) (レス) id: 5925c39507 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鬼堂の狐 | 作成日時:2018年2月16日 18時