傍観者の在り方 ページ5
アズールside
｢はぁ…全く、どいつもこいつも…まるで駄々をこねる稚魚です。｣
契約違反をした馬鹿はあいつらだと言うのに、インチキだの詐欺だのと…
契約のいい所だけを見て、その欲にかられた末路が今の有様
全て自業自得であるのにも関わらず、腹立たしいことこの上ない
更にはイソギンチャクの生えていない部外者まで妨害しに来たせいで
イソギンチャク共が契約書を破ってやろうとマジカルペンを構えた
｢やれやれ…あまり手荒なマネはしたくないんですがね。ジェイド、フロイド、少し遊んであげなさい。｣
｢かしこまりました｣
｢コイツら全員締めていいの？あはっ、やった〜｣
ジェイド達の手により、得意魔法を奪われた違反者たちは
稚魚のごとくなぎ倒されていく
こちらに攻撃を仕掛けて来るものも居たが
所詮は稚魚の群れ、呆気なく退いていく
｢どいつもこいつも弱ッ、締めがいがねーなぁ〜｣
｢まるで無力な稚魚の群れですね｣
正義を語るように飛び込んできた部外者であるサバナクローの寮生も
契約書により跳ね返される魔法を見てか動きを停めている
本当に哀れで馬鹿な奴らだ…
｢さぁ、立ち上がってキリキリ働きなさい！ジェイド、フロイド、新入りの指導を任せましたよ｣
｢はい。/は〜い｣
ジェイド達にそういった後、サバナクロー寮生、ジャック・ハウル、そして
オンボロ寮の監督生の2人に立ち去るよう伝えれば
どこか悔しげにしながらもラウンジから出ていった
｢アズール、VIPルームにお客様がお待ちです｣
ジェイドがこそりと耳打ちしてきたその言葉に
僕のもとより上がっていた気分はさらに上昇した
頬が緩むのを堪えながら、軽やかにスキップでもしたい足取りを落ち着かせて
僕はVIPルームへと足を急がす
そして大きな扉の前までたどり着き、2度ノックをしてから扉を開けた
『お。終わったのか』
｢えぇ、どいつもこいつも駄々をこねる稚魚のようでしたよ｣
『まぁそう言ってやるな。あいつらはまだ幼い、まぁ俺から見ればお前も幼いがな』
既に飲みきったカフェオレのパックを4つほどテーブルに並べ
5本目となるカフェオレを飲みながらそう言った彼こそが
『俺との“約束”はちゃんと守ってくれよ？』
｢えぇ守りますとも。貴方と僕の、大切な“約束”ですから…それより、何か食べていきませんか？｣
『じゃあ、今一番人気のメニューを頼む』
｢直ぐにお持ちしますよ｣
この契約の傍観者、A・シャーロットだ
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マジモンの名無し(プロフ) - 終わり、、、マジか、、紅丸様。 (1月7日 3時) (
レス) @page14 id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - いきなりすみません🙇出来たら全員のキャラに愛されたいです！（恋愛的に）あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです！無理せずに頑張ってくださいね！ (2023年1月16日 17時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
ひよりたん(プロフ) - 続きを恵んで下さいませぇぇぇぇぇぇぇぇm(_ _)m (2021年8月12日 19時) (レス) id: 5b72c3e53e (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - 続きが気になります。 (2020年11月27日 15時) (レス) id: a8c24b15d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅丸 | 作成日時：2020年10月19日 14時
