使えるものを全て ページ13
｢いつもみたいに仁王立ちする事も出来ねぇ保健医せんせーが俺に何の用だ？｣
『〈……今日は確かトレインの補習だったか…今から連絡して迎えに来てもら〉｢やめろ。｣
俺を見てすぐに鼻で笑ってきたレオナにそう言えば
木下で寝っ転がりながらも俺の行く手を阻むかのように足を投げ出した
真面目にやりゃあ自分で国立てるのも夢じゃないほどの実力があるのにな…
｢んで、なんでわざわざ植物園に来てまで俺に話しかけてんだ｣
『〈簡単な話さ。お前んとこにユウが潜りこんでるだろ〉』
｢……チッ、どっから情報仕入れてんだか…｣
ユウが担保に預けたのは俺とオンボロ寮の2つだ
担保に取られたオンボロ寮で生活はできない
頼るとしたらハーツラビュルかサバナクローと踏んでいたが
エースらに聞いても来ていないと言ったためにユウが今サバナクローにいることが分かった
『〈淡々直入に言おう、彼奴がお前に協力を求めた時、力を貸してやってくれ〉』
｢断る｣
1秒で返事返してきたぞこいつ…
『〈あいたたたたたた…マジフト大会でお前を止めるために魔法使いまくってせいで体が軋む…いたたたた〜(棒)〉』
｢せめて棒消せコノヤロウ｣
『〈でも実際どうかは分からないだろう？お前は一応、教師側である俺に睡眠魔法をかけるという行為をした、これは立派な傷害罪だ。俺が目を瞑っているから何も咎められていないことを忘れるな〉』
俺への直接的危害、保健室の備品の損害、意図的に行われた1歩間違えれば怪我をする嫌がらせ
他にも色々とあるのだが、その他諸々…俺が寛大な心で許しているからこそ
レオナは国に返されることも無く、またそれを兄や家族に伝えられることも無く
平穏な生活を続けていられるのだ
今からでも俺が告訴をすれば、いくら学生として席を置いてるとはいえ
20歳を超えているのだ、多少の罰は下るだろう
それをわかっているのか、レオナは面倒臭さを表出しながらも
ため息をついて体を起こした
｢大体…なんで力を貸せなんて言うんだ？てめぇは見たところ行動範囲を制限されてるだけだろ、魔力や魔法まで封じられるほど甘くないはずだ｣
『〈おやおや、第2王子サマからそんなに過大評価を頂いていたとは。ま、確かにその通りだ、マジでやばいと思った時は、魔法でもなんでも使ってアズール達を潰す。徹底的にな〉』
｢…また｢これも教育だ｣とか言うつもりか？｣
『〈さぁ、どうだろうか。いい返事を待ってるよ〉』
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マジモンの名無し(プロフ) - 終わり、、、マジか、、紅丸様。 (1月7日 3時) (
レス) @page14 id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - いきなりすみません🙇出来たら全員のキャラに愛されたいです！（恋愛的に）あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです！無理せずに頑張ってくださいね！ (2023年1月16日 17時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
ひよりたん(プロフ) - 続きを恵んで下さいませぇぇぇぇぇぇぇぇm(_ _)m (2021年8月12日 19時) (レス) id: 5b72c3e53e (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - 続きが気になります。 (2020年11月27日 15時) (レス) id: a8c24b15d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅丸 | 作成日時：2020年10月19日 14時
