吉野順平ガチ勢が原作をぶっ壊す話3

そろそろ題名考えるの面倒くさくなってきた第1話目 ページ2

※アニメ放送に合わせて話を進めるつもりなので多少時期のズレがあります

この場合交流会→八十八橋編までの期間がしばらく空いている設定になります

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順平side


交流会から数日経った今日、僕らはグラウンドで真希先輩達と共に鍛錬をしていた

今僕の相手をしているのは虎杖くんだ

というのも、彼には何故か毒がきかない、だから僕の毒が直撃しても

大事に至らないという保証がある

だが、彼の圧倒的な身体能力の上では躊躇なんてしていられないため

試せるだけの毒は試させてもらう



｢澱月！！｣

｢えっ、それ澱月か……？｣


片手の手の甲にもう片方の手を重ねるようにして組んで

呪力を流し込む

普段ならば淡い水色の海月の式神である澱月が出てくるが、今回は違う

僕の背後から出てきたのは、いつか水族館で見たような長い触手を持ち

その毒々しい美しさをゆらめかせる式神だ

名前をつけるならば【毒華】

毒々しくもありながら、華が咲くような美しさをもつ

もちろんこの式神の元は澱月だ、だが形態毒をを変えることで

式神にも進化系のような成長が見られたのだ

そしてこの【毒華】には、もう1つ特色がある


｢なんだこれ…勝手に体の力が抜けて…！｣

｢よかった、成功してる｣


綺麗な花には刺がある

美しさは人を魅了する

毒華は呪力消費こそは激しいものの、式神自体に相手の戦意を喪失させるような

錯乱効果を付与することに成功したのだ


｢ツナマヨ！！｣

｢えっ？！終わり？！｣

｢しゃけ、いくら｣

｢もし悠仁くんが毒の効く相手だったらやられてた、だって｣

｢順平もうおにぎり語習得したの？！｣

｢おにぎり語って……｣


審判を勤めていた狗巻先輩がそういう事で、僕らの模擬戦は終了した

持ってきていた水筒の中のお茶を飲みながら、秋に近づく季節でありながらも

未だに熱いな、なんてことを考えながら汗を拭った

ふもグラウンドへと目を向ければ、伏黒くん、釘崎さんとパンダ先輩

真希先輩とAが鍛錬しているのが見えた

Aは恐らく鎌の練習だろう、リーチの長い棒をくるくると回しながら

高い身長でありながらも繊細で曲線的な動きで真希先輩と対等にやりあっている


｢僕も久々に呪具の練習やろうかな……｣

｢鍛錬もいいけどさ、たまにはぱーっとやりたいよなぁ〜……俺ずっと地下にいて遊べてないし｣


悠仁くんがそうぼやいたその時

僕らの携帯に1件のメールが届いた

ついでに入籍済ませてこようかなとか思ってたり((殴→←設定

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