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story 08 ページ10

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安室side

いつも通りポアロで仕事をしていると、最近見かけるようになった女性が店にやってきた。
その人は何か探しているのか、ポアロの前や街中でキョロキョロとしていたので実を言うと不審に思っていた。
彼女が注文したパンケーキを食べ終えた少し後、何やら話し声が聞こえたと思ったら慌てて店から出ていってしまった。


───ラスティネイル、セットアップ


こちらも慌ててお釣りを渡そうと追いかけたが彼女は既に空を飛んでいた。
店を出る直前に彼女は間違いなく“ラスティネイル”と言っていた。
まさか彼女は……と、疑うも既に追うことは難しい。
いずれ機会があればと考えていたか…まさか数時間後に再会するとは思わなかった。


来店を告げるベルの音が鳴り、反射的にいらっしゃいと声をかけて吃驚した。
数時間前に見た彼女がまた来るなんて普通は思わないだろう。

僕の名前が聞こえたのでお互いに自己紹介をし、注文を貰ってキッチンへ準備しに行った。
その後、料理を出しに行った時にコナンくんが何を探してたのか聞いていて、僕はまた驚愕するとは思わなかった。


彼女たちの探し物を数年前に
───組織で見たことがあったからだ。



安室さんの心の声だけになってしまった…
文才がもう少しあればと思ってしまう今日この頃。
Aさんの設定を一部変更しました。

【ラスティネイル】
色合いが錆びた(Rusty)釘(Nail)のように赤茶色なため、という説と、イギリスの俗語で「古めかしい物」という意味から来ているという説の2通りがある。
──Wikipedia参照

カクテル言葉:“私の苦痛を和らげる”
──カクテル言葉参照

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白猫(プロフ) - この作品、面白いです。コナンとなのはは、どちらも好きなので、続き楽しみにしてます!更新頑張ってください!! (2018年6月21日 23時) (レス) id: 3287104aeb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凛世 | 作成日時:2018年2月4日 22時

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