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第百八十四話 ページ40

『謝らないでくださいと言ったが私は君に何もしてやれてない


津美紀を助ける事、私にはできてないぞ』


伏「…十分してくれてますよ


現に俺の怪我を治してくれてる」


『それは私が医者だから』


伏「家入さんは何で医者を目指そうとしたんですか?」




家入さんがそうしたから


それが私の一番の理由だ





だけど




『誰かを助けてみたかったから』




本音はこれだ




伏「じゃあこの職に就いて良かったって思えますか?」


『嗚呼』




そもそも高専に行けて良かったな



そう思った




伏「家入さんが居ることによって多少の怪我も治すことができるんです


家入さんは凄いです」


『誉めても何も出ないよ』


伏「俺、本物の親より五条先生や家入さんと出会えた方が嬉しかったです」


『五条もなのか?』


伏「はい

呪術を教えてくれたのは紛れもないあの人です」


『一応、呪術師最強だからな』


伏「はい

あの人より強くならないといけないらしいです」


『恵ならできるだろ』


伏「…そうですかね」


『恵』


伏「何ですか?」


『あの手だけは使うな』




これは周りも巻き込んでしまうし、恵が死.ぬ




伏「何度も使おうとしました



だけど皆に止められたり自分でやめたりして使ってません」


『皆、恵の事が大切なんだよ』




そう言って恵の頭を撫でる





暗いからか恵の白い肌が目立つ




伏「…家入さん」


『ん?』




突然手を握られる




伏「好きです」




え…?

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マミ(プロフ) - いいさん» そうですよね…。呪術廻戦ってバットエンドになるって決まってるからそういう日常的なものがあんまり見れないまま完結する恐れがあるんですよね…。ホントに二期のじゅじゅさんぽが楽しみだ。 (2022年2月3日 6時) (レス) id: c251046863 (このIDを非表示/違反報告)
いい - 好きです…3人で笑い合うとこが見たい… (2022年2月2日 19時) (レス) id: 03be76b48c (このIDを非表示/違反報告)
マミ(プロフ) - いいさん» ですよね!…条件を追加すると呪霊が視えない世界か、呪霊がいない世界でもう一度出会ってそれで笑って欲しい。二人だけじゃなくて硝子ちゃんも入れて三人で。もう一度バカして怒られて笑って…っていうものがあったらいいな…。(存在しない記憶) (2022年2月1日 22時) (レス) @page48 id: c251046863 (このIDを非表示/違反報告)
いい - それなです!まじでただニタニタしながら見守っていたい…。 (2022年2月1日 20時) (レス) @page48 id: 03be76b48c (このIDを非表示/違反報告)
マミ(プロフ) - いいさん» ですよね!!もうその日の気分でやっちゃってくれ!(←)みたいな感じなんですよね。あの二人には誰も触れちゃいけない所があって外野の私達はただ見守るしかない…。呪術の世界に行けるんだったら医務室の壁になりたい………。(?) (2022年1月31日 23時) (レス) id: c251046863 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マミ | 作成日時:2022年1月21日 17時

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