第百六十四話 ページ20
『この体制いつまで続けてるつもり?』
夏?「このままその唇を奪ってしまってもいいんだよ」
そう言ってコイツは私の唇を指でなぞる
その指で私の事を触るな
夏?「本当に硝子は可愛らしいね」
その声で私の名前を呼ぶな
夏?「ずっと会いたかったんだよ((ニコッ」
その顔で笑うな
『オマエは夏油じゃない((ボソッ』
夏?「?
もう少し大きな声で言って?」
『オマエは夏油じゃない!!』
夏?「何を言っているんだい?
私は夏油傑だよ」
『まず五条はあの時、夏油を殺.してる筈だ』
夏?「違うよ悟は私を殺.せなかった」
『私と五条が夏油の話をしている時にアイツは「殺.す」とはっきり言ったんだ』
夏?「直前になって怖くなってしまったんだろう
私を殺.す事を」
『いや、絶対そんな事はない
アイツはもう覚悟はできていた筈だ
それに夏油を五条が殺.した翌日、五条に会ったがまさに殺.しました、って顔に書いてあったように私は見えた
そしてもし、もしだぞ
五条が夏油の事を殺.してないとする
殺.してないとして夏油が私に会いたいと五条に言ったんだったら高専内で会わせる筈だ
なのに都内のバッティングセンターで
しかも五条を挟まずに
アイツらの仲があったとしてもそんな事はあり得ないと私は思う
極めつけはオマエの額の傷
そんなものは夏油にはなかった
オマエは誰だ?』
…言うつもりはなかった
だけどその指で
その声で
その顔で
私を触ったり、呼んだりするな
本当に吐き気がする
871人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マミ(プロフ) - いいさん» そうですよね…。呪術廻戦ってバットエンドになるって決まってるからそういう日常的なものがあんまり見れないまま完結する恐れがあるんですよね…。ホントに二期のじゅじゅさんぽが楽しみだ。 (2022年2月3日 6時) (レス) id: c251046863 (このIDを非表示/違反報告)
いい - 好きです…3人で笑い合うとこが見たい… (2022年2月2日 19時) (レス) id: 03be76b48c (このIDを非表示/違反報告)
マミ(プロフ) - いいさん» ですよね!…条件を追加すると呪霊が視えない世界か、呪霊がいない世界でもう一度出会ってそれで笑って欲しい。二人だけじゃなくて硝子ちゃんも入れて三人で。もう一度バカして怒られて笑って…っていうものがあったらいいな…。(存在しない記憶) (2022年2月1日 22時) (レス) @page48 id: c251046863 (このIDを非表示/違反報告)
いい - それなです!まじでただニタニタしながら見守っていたい…。 (2022年2月1日 20時) (レス) @page48 id: 03be76b48c (このIDを非表示/違反報告)
マミ(プロフ) - いいさん» ですよね!!もうその日の気分でやっちゃってくれ!(←)みたいな感じなんですよね。あの二人には誰も触れちゃいけない所があって外野の私達はただ見守るしかない…。呪術の世界に行けるんだったら医務室の壁になりたい………。(?) (2022年1月31日 23時) (レス) id: c251046863 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:マミ | 作成日時:2022年1月21日 17時