狼とひとつ屋根の下 3

＊ ページ46

えぇぇぇ〜・・・・
これ持っていかないとだめ？
いや持ってこなかったら殺すってことだよね？
きっと昨日作った曲なんだろうけどなんで忘れるかね









『仕方ないな』









位置情報を確認するとどっかのTV局









『また警備員に止められるんじゃ 笑
もうこうなったら社員のフリでもしてやろうかな』









自分が今持ってる1番大人っぽい服に着替えて
宿舎を出た









TV局まではタクシーで行きタクシー代は
事務所に払わせてやるんだもん！
わざわざ届けに来てやってるんだからね！笑









『ありがとうございました〜』









しっかり領収書をもらいTV局の中へ









警備員「・・・・・・・」



『・・・・・・・・・』









警備員のおっちゃんと攻防戦









ちなみにこのTV局は1度来たことがある
この警備員のおっちゃんも1回見たことある









にこってしてぺこって頭を下げる









警備員「入館証を」



『あっありがとうございますっ』









覚えてくれてたーっ！
もう喧嘩しなくていいね！
もうおっちゃんったらさすが〜っ









入館証を首からさげてエレベーターに乗り込む









ん？視線を痛い程ほど感じる・・・・
・・・・めっちゃ見られてんじゃん！
なになにっ？わたしなんか変！？
コートにタグとか付いてる！？









楽屋階に到着し急いで降りる









『なんかこわ 笑』









今日は迷うことなく楽屋に到着

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