狼とひとつ屋根の下 3 (ページ12)

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寒いけどだんだん慣れてきた

ＪＫ「はい、キムチ～」

『きむちー』

さっきからじょんぐうは写真を撮りまくってる
キムチって何回言ってんだろ笑

ＪＫ「A、棒倒しやろう」

『仕方ないな～』

じょんぐうが砂の山を作ってくれて
わたしが木の棒を刺す

ＪＫ「じゃあ、負けたら海に向かって愛を叫ぶ」

『何それ笑世界の中○で愛を叫ぶみたいなやつ笑』

ＪＫ「いいじゃん笑はい！かいばいぼ！」

『ぼ！』

わたしはパーで負けたので後攻

ＪＫ「俺からな」

『どうぞ』

じょんぐうは山ほど砂を取って
もうわたしの番で終わるんじゃないかこれ・・・

『じょんぐう馬鹿なの？2回で終わっちゃうじゃん！
いや、もうほぼ終わりだわ！わたしの負け確定じゃん！』

ＪＫ「勝ちたいもんっ」

『この野朗・・』

恐る恐る砂をどかす

『お、いけた』

ＪＫ「まじかよ！え！なんで倒れないの！？」

絶妙なバランスを保ってる棒

『いぇーい！次じょんぐうだからねぇ～っ』

ＪＫ「あーやばい」

もちろんじょんぐうが倒してわたしの勝利

『馬鹿なことするからだね笑
わたしの器用さ忘れてた？あっはっは！』

ＪＫ「超悔しいーあー勝ちたかったー」

負けず嫌いのじょんぐうよ
さぁ、海に向かって愛を叫べ