狼とひとつ屋根の下

＊ ページ2

『はぁ・・はぁ・・・』









疲れた・・もう疲れたよ・・パトラッ・・・危ない危ない
とりあえず自分の部屋に行くしかないか








わたしの荷物が運ばれていたからきっとわたしの部屋であろう部屋へ行く









『うん、きっとわたしの部屋』









白を基調とした部屋にわたしの好きな色の青系のカーテンやベッドカバー








くそ・・・っ不覚にもかわいいって思ってしまったじゃねぇか！
馬鹿じゃねぇのA！









『片付け・・・するか』









前の家から持ってきた荷物を片付ける









認めたわけじゃねぇからなっ！！！
ここがわたしの家だって！！！
でもどう考えてもここにわたしの私物があるんだよ！！
おかしいよね！？ねっ！？ねっ！？
ぜーーーーーったいおかしいよねっ！！？？








ピロン♪








カトクにメッセージが来た
ぶちのめしたけど携帯生きてます←








母：新しい家はどう？広くて綺麗でしょ？
Aのためにお父さんが買ってくれてねあなたが
お金に困らないように家賃収入が入るようになってるの。
そこに一緒に住む人達の家賃ね。その代わり掃除とか洗濯とか
家事を頑張るのよ？Aはお母さんの子だから家事は完璧！
詳しい事は聞かないで！お母さん困っちゃうから！笑 ふふっ
じゃあ後は任せたわよ









『任せたじゃねぇぇぇぇぇ！！！はぁ！！？？
何！？一緒に住むって！！？？家事ってなんだよ！？
ふふっとか打たなくていいんだよ！！！はぁはぁ・・ぜぇぜぇ・・』









でも両親の愛を感じた
こんなに口が悪い娘なのにね

＊→←＊

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す