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episode 36 四色の台座 ページ39

×××


「そんな、言い過ぎだよ……」


この場に居ても足手まといにならない事を自分のことのようにアピールする探偵団。しかし、そんな完璧クールビューティー美少女みたいな紹介をされると普通に照れる。……内心を言うと、満更でも無いのだが。


「この前のドッジボールでは外野に出ては内野に入ってを繰り返してたけどね〜」


「まあそんな感じの子よ。抜けてる感じの」


そんな残念な子みたいな紹介をされると……その通り過ぎて何も言えない。勿論声の主はコナン君と哀ちゃんだ。


「ちょっと、上げて落とさないでよ……」


「死体のそばで猫と戯れるし」


「え?それはちょっと言い方悪くないかな?」


と、そんな様子を見て次郎吉さんは仲が良くて結構、と豪快に笑った。話にキリがついた辺りで、コナン君が周りを見回しながら真面目な話に戻す。


「それで?麒麟の角はどこにあるの?見たところ真ん中に大きな柱と……四隅に白、黒、緑、赤の色がついた台座があるだけだけど……」


皆でその中の一つの台座に集まり、囲んで観察する。


「銅製の台座ね」


「色はハゲてて、上はボコボコしてるな……」


「何かの像が付いていたのに、取られてしまったようですね……」


「あ、見て見て!鍵穴みたいなのが付いてるよ!」


「お!ホントだ!」


×××

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瀬天心葉(プロフ) - わっ、これ好きです!夢主ちゃんとても可愛いですね!これからも頑張ってください! (2020年2月18日 19時) (レス) id: 7f9bbdec25 (このIDを非表示/違反報告)
せろり。(プロフ) - 神作の予感しかしません。どうしたらいいでしょうか← (2020年1月12日 22時) (レス) id: b178d32fe6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小紅 | 作者ホームページ:Twitter @kobeni_yume  
作成日時:2020年1月12日 14時

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