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-Episode46- ページ47

連絡先を交換していると硝子が戻って来た。

その後、硝子とも交換する。

「それは?」

三つある内の一つに素敵な色の紐が乗っていた。

五条「別になんでもねェよ」

すぐに悟がポケットにし仕舞ってしまう。

「そう」

三つ机を向かい合わせにする。

パンの山から食べてみたいパンを一つ手に取った。

包装を開けると良い香りが鼻に香る。

「任務はこれからすぐ?」

家入「うん、都内だからすぐ終わると思う五条とだし」

夏油「夕飯のリクエストはあるかい?」

五条「何食いたい?」

「私?」

五条「それ以外に誰がいんだよ」

「…唐揚げ」

夏油「いいね」

五条「えー」

家入「文句言うなよ」

笑っていると三人も私につられて笑った。

ずっとこの時間が続けばいいのに。

夏油「一緒に作ろうか」

五条「はァ!?」

夏油「作りたいなら早く任務終わらせて報告書を出して来な」

家入「私に押し付けんなよ?」

大きな舌打ちが聞こえると背後の扉が開いた。

夜蛾「此処にいたか」

五条「ランチタイム中なんですけどー」

夜蛾「例の呪物の所在地が掴めた」

「場所は何処です」

夜蛾「ブルキナファソ」

夏油「まだ内戦が続く国では」

夜蛾「あァ、行けるな」

「問題ありません」

深刻な顔をしたまま出て行った。

五条「まじでそれさ、Aが行かないといけないわけ?」

「来年、凄く大きな任務が二人に来る。それまでに死なれたら困るんだよ」

口元に着いたソースを拭いながら言う。

家入「天元様の結界外にあるなら大丈夫じゃないの?」

夏油「その天元様の術式も永遠じゃない、そうだろ?」

「うん、詳しく言えなくてごめんね」

五条「帰って来るなら夏にしろよ」

「どうして?」

五条「夏祭りで美味いもん食うからに決まってんだろ」

家入「夏祭り一緒に行きたいって言えばいいのにね」

夏油「ねー」

新しいパンを手に取る。

夏油「でも来週に季節外れの花火大会があるって昨日行った任務先で張り紙を見たよ」

家入「出来た話」

「上手にね」

夏油「折角だし行ってこればいいじゃないか」

「傑と硝子も」

五条「えー」

「駄目?」

五条「いいけど、任務重なったらどうすんだよ」

「合同任務ならすぐに終わるんじゃない?私達なら」

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作者名:アルマジロ | 作成日時:2023年8月8日 22時

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