−Eighty Seven− ページ39
グエル「A？」
「先にキャリバーンの試運転してからになります」
ベル「そうね」
「もう1機ぐらいならいけるのではありませんか？」
ロウジ「はい。デミバーディングのオプションユニットにスイッチ可能なコックピットスペースがあります。パーメットリンクを介さない操縦システムを載せれば…」
グス「オーバーライドされずに稼働出来る」
ケナ「目隠しで運転するようなもんです」
「その護衛は私が」
ケナ「でも無茶に」
ミオ「今はそれしか打てる手がないわ。NTPSは？」
ケナ「用意はしましたが…本気ですか？」
ミオ「えぇ。クワイエット・ゼロに直接乗り込む」
ベル「停止コードにはいくつか心当たりがあります」
「連合の不要な行動はなるべく抑えて欲しい」
グス「分かっている。可能な限りはこちらで食い止めるつもりだ」
ミオ「あんたにはエアリアルとガンドノードを引きつけて貰う。出来る？」
スレ「はい！」
グエル「本当にいいのか？」
スレ「グエルさん」
グエル「スレッタがガンダムに乗れば…」
「私の心配はしてくれないわけ？」
グエル「それは…」
「スレッタは自分で決めたんだから口出しはしないの」
ケナ「いいですか？無理だと判断したら即座にユニットを引き渡しますからね」
「万が一、そうなった場合は任せて欲しい」
ベル「何をするつもりなの」
「私とエスティガワンで作り上げるデータストームをぶつける」
グエル「なっ」
「それでも駄目だったら後は大人に任せよう」
ケナ「貴方も子供なんですから責任は大人に任せて下さいね」
ミオ「ありがとう」
グス「キャリバーンの試運転を始めよう」
スレ「はい！」
「グエル」
グエル「ラウダの事は俺がどうにかする」
「もし」
グエル「大丈夫だ。安心して行って来い」
「ありがとう」
大きな手を離す。
グエル「A」
名前を呼ばれ見上げるとキスされた。
「ちょっと！」
グエル「したかったんだ。別にいいだろ？」
「うぅ…」
両手で頬に集まる熱を包み込む。
グエル「またな」
そう言ってグエルは去って行った。
振り向くと嬉しそうに笑っているスレッタ。
「恥ずかしいからあんまり見ないで」
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アルマジロ(プロフ) - 雛さん» コメントありがとうございます。楽しく読めれる作品を作れて嬉しいです。また、次回作でお会い出来ることを願っています。 (7月21日 11時) (
レス) id: a2e34baed4 (このIDを非表示/違反報告)
雛(プロフ) - お疲れ様でした。いつも楽しく読ませて頂いておりました。次回作もあれば楽しみにしております。ありがとうございました！ (7月18日 13時) (レス) id: 41047c8144 (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - リルさん» コメントありがとうございます！頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！ (5月29日 19時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
リル - いつも見ています！最高です！これからもお願いします！ (5月29日 18時) (レス) @page5 id: 92d48ed5dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルマジロ
| 作成日時：2023年5月27日 19時
