−Sixty Nine− ページ21
グエルの乗るダリルバルデが荒地を抜ける。
ラウダ「兄さん」
グエル「分かっている。まずは距離を詰める」
警告音が聞こえたのと同時に遠距離から攻撃される。
右肩に装備されているダヤ・アンビカーに当たり、半分が溶けた。
その後もエアリアルから飛んで来るビームをダリルバルデは避ける。
地面にビームが当たると高く土埃が起きた。
土埃が晴れるとそこに残っているのは先程のダヤ・アンビカー。
ラウダ「とった！」
エアリアルの背後には、ビームカタナを振り下ろそうとしているダリルバルデの姿。
狙えると思っていた矢先、動きに乱れが見えた。
その一瞬にエアリアルに距離をとられてしまう。
ラウダ「どうしたんだ、兄さん！トラブルなのか！？」
グエル「問題ない。すぐに立て直す」
その隙にエアリアルの11基のガンビットが攻撃を仕掛けて来る。
猛攻にダリルバルデは、ペレットマインを使って目眩ましをしながら後退するがペレットマインが爆発し爆風に巻き込まれた。
好機にエアリアルはビームサーベルを取り出し、突っ込んで来る。
「グエル！」
ラウダ「兄さん！」
私達の声とジェターク寮の皆の声が重なり合う。
背面にいたイーシュヴァラの2基が前に飛び出し、エアリアルはビームサーベルを防ぐ。
1基が横から斬り込むがガンビットに邪魔される。
防がれたことに動揺したのかエアリアルは距離をとるがそれをイーシュヴァラ4基が追いかけて行く。
ダリルバルデは、左足のシャクルクロウでエアリアルの右肩を掴む。
そして一気に物凄い速さで距離を縮める。
機体同士がぶつかり合う。
右腕に戻ったイーシュヴァラがエアリアルの左腕を斬り落とす。
一旦、お互いに距離をとってから再びダリルバルデがエアリアルに向かって行くと青い光が見える。
今までグエルの指示に従っていたイーシュヴァラ2基が青くなりダリルバルデを襲う。
食い入るようにモニターを見続けているとエアリアルが青か白へと発光する。
途端にヤツの…エリクト・サマヤの声が頭に響くのと同時に激痛が頭に走った。
あまりの痛さに立っていられずその場に座り込んでしまう。
ラウダ「A！」
あぁ、やっぱり。
スレッタ・マーキュリーは、リプリチャイルドなのね。
『やっと僕も君と同じになれる。ねぇ、A・アン・サシュー』
耳元で囁くように聞こえた声と共に視界が黒に染まった。
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アルマジロ(プロフ) - 雛さん» コメントありがとうございます。楽しく読めれる作品を作れて嬉しいです。また、次回作でお会い出来ることを願っています。 (7月21日 11時) (
レス) id: a2e34baed4 (このIDを非表示/違反報告)
雛(プロフ) - お疲れ様でした。いつも楽しく読ませて頂いておりました。次回作もあれば楽しみにしております。ありがとうございました！ (7月18日 13時) (レス) id: 41047c8144 (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - リルさん» コメントありがとうございます！頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！ (5月29日 19時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
リル - いつも見ています！最高です！これからもお願いします！ (5月29日 18時) (レス) @page5 id: 92d48ed5dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルマジロ
| 作成日時：2023年5月27日 19時
